Lisp/外部ライブラリ/ASDF/ASDF のインストール

ASDF のインストール 編集

あなたの Lisp の実装に ASDF はインストールされているか 編集

SBCL, Allegro, OpenMCL, ECL などをエンコードする多くの Lisp の実装では asdf が同梱されています。実際に asdf があるかどうかを試すには lisp インタープリタに次の一行を入れてみてください。

(require 'asdf)

うまくいくなら(エラーが返らないなら) ASDF はインストールされていてすぐに使えるようになっています。

ASDF をダウンロードする 編集

もし cvs をインストールしているなら、次のコマンドで asdf をダウンロードすることが出来ます。パスワードのためにプロンプトされたときに Enter を押してください。

cvs -d:pserver:anonymous@cclan.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/cclan login
cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cclan.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/cclan co -P asdf

代わりに、 http://cclan.cvs.sourceforge.net/cclan/asdf/ から asdf.lisp をダウンロードすることも出来ます。

Debian Linux や関連したシステムでは、 asdf は以下のようにインストールすることが出来ます。

apt-get install cl-asdf

ASDF のロード 編集

asdf.lisp をセーブしてあなたが選んだ場所のほかのファイルに関連付けます。例えば、私の lisp ファイルは私のホームディレクトリ /Users/Kirk/lisp にあります。もし ASDF をシステム全体にインストールするなら /user/local/lib 以下に置くのがいいでしょう。

ではあなたが走らせている lisp のスタートアップファイルを開いてください。 clisp では ~/.clisprc.lisp にあるでしょう。 cmucl では ~/.cmucl-init を探してください。スタートアップファイルに次の一行を加えます。

(load #p"/Path/to/asdf.lisp")

/Path/to は asdf.lisp ファイルがある場所のフルパスと置き換えてください。

例えば、もしあなたが cl-asdf パッケージを Debian や Ubuntu などの DNU/Linux で使うなら、そのコマンドは以下のようなものになります。

(load #p"/usr/share/common-lisp/source/cl-asdf/asdf.lisp")