Matplotlib: Pythonのグラフ描画ライブラリ

MatplotlibはPythonのグラフ描画ライブラリであり、2Dおよび3Dの視覚化をサポートします。Matplotlibは豊富な機能を備えており、折れ線グラフ、ヒストグラム、散布図、バーチャートなど、さまざまな種類のグラフを作成できます。この記事では、Matplotlibライブラリの基本的な機能と使用方法を紹介し、よく使用されるコードの例を示します。

インストール

MatplotlibはPythonのサードパーティライブラリですので、追加のインストールが必要です。以下のコマンドを使用して、pipを使ってライブラリをインストールします。

pip install matplotlib

コードの例

以下に、Matplotlibを使用して指定された数字のグラフを作成する基本的なコード例を示します。

import matplotlib.pyplot as plt

# グラフデータの定義
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
labels = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E']

# グラフの描画
plt.bar(labels, numbers)

# グラフのタイトルと軸ラベルの設定
plt.title("指定された数字のグラフ")
plt.xlabel("項目")
plt.ylabel("数値")

# グラフの表示
plt.show()

このコードでは、`matplotlib.pyplot`モジュールをインポートし、`bar()`関数を使用して棒グラフを作成しています。

`numbers`リストには表示する数値データを、`labels`リストには各データのラベルを定義します。

`bar()`関数に`labels`と`numbers`のデータを渡し、棒グラフを描画します。

`title()`、`xlabel()`、および`ylabel()`関数を使用してグラフのタイトルと軸ラベルを設定します。

最後に、`show()`関数を使用してグラフを表示します。

コードの例 2

以下に、MatplotlibとNumPyを使用して二次関数を描画する基本的なコード例を示します。

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

# x軸の範囲を設定
x = np.linspace(-10, 10, 100)

# 二次関数の定義
a = 1
b = 2
c = 1
y = a * x**2 + b * x + c

# グラフの描画
plt.plot(x, y)

# グラフのタイトルと軸ラベルの設定
plt.title("二次関数のグラフ")
plt.xlabel("X軸")
plt.ylabel("Y軸")

# グラフの表示
plt.show()

このコードでは、`numpy`モジュールをインポートし、`linspace()`関数を使用してx軸の範囲を設定します。

二次関数の係数を`a`、`b`、`c`として定義し、NumPyの演算を使用して二次関数のy値を計算します。

`plot()`関数を使用してxとyのデータを渡し、グラフを描画します。