ここでは、人間の生殖器(赤ちゃんを作るための体のパーツ)について説明する。なお、ここでは外に見えるもののみ説明する。

①男の子

男の子はペニス(いわゆるちんこ)を持っている。

ペニスには尿道(にょうどう)と呼ばれるものが通っていて、ここからおしっこしたり、あとで説明する射精(しゃせい)をする。

②女の子

女の子はおまたに三つの穴を持っている

一つ目は膣口(ちつこう)である。ここは、赤ちゃんが産まれてくる口である。

二つ目は尿道口(にょうどうこう)である。ここからおしっこをする。

三つ目は肛門(こうもん)である。ここから、うんちをする。

③射精

男の子は気持ちよくなるとペニスが硬くなり、精子をだす。このことを射精といい、始めての射精を精通(せいつう)という。これは普通小5から中2ぐらいまでにおきる。

精子は赤ちゃんのもととなるもので、女の子の中にある卵子(らんし)と合体して赤ちゃんになる。

④生理

女の子は、一ヶ月ごとに膣口から血が出ることがある。これを生理という。生理は、女の子の体の中にある赤ちゃんができるベッドのようなものが出てくることである。初めての生理を初潮(しょちょう)という。これはふつう小5から中2ぐらいまでに起こる。女の子は生理中は体調が悪くなったり、心が不安定になることがある。

⑤セックス

セックスとは、赤ちゃんを作ったり、愛しあうために男の子と女の子で行うことだ。

硬くなったペニスを膣口にいれることで行い、気持ちよくなる。それ以外にもそれぞれの体を触り合ったりキスをしたりする。

膣内で射精することで、精子は卵子に向かうことができる。逆に言えば、膣内で射精してしまうと赤ちゃんができる可能性があるということである。そのため、セックスを行うとき、赤ちゃんがほしくない、赤ちゃんができても育てられないときは避妊(ひにん、赤ちゃんができないようにする)することが大切である。しかし、避妊することで100%赤ちゃんができる危険性(きけんせい)がなくなるわけではないため、責任(せきにん)をもてる年齢(ねんれい)になってからセックスは行うべきである。