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彗星(すいせい)は太陽系のひとつで長い尾をひいてかがやく星です。なかには、決まった周期で太陽のまわりをまわるものもあります。また、彗星の本体は『核』(かく)とよばれるよごれた氷のかたまりです。

彗星の事実

  • 彗星は主に氷と塵(ちり)でできているので、汚れた雪玉と表現されることがあります。
  • 岩石やチリでできたものとガスでできたものの2つの尾があります。
  • 彗星の尾は常に太陽の逆にあります。
ハレー彗星

彗星って何?編集

チリやガスを含む雪玉で、太陽とカイパーベルトの間を公転しています。太陽系の彗星の公転軌道はとても大きい卵型なので、太陽を1周するのに数十年から数千年をかけます。

見た目は?編集

望遠鏡を使わずに見ることができる彗星はまれで、見るためには望遠鏡が必要です。

太陽から遠く離れている彗星は、黒い岩石やチリが氷におおわれていますが、太陽に近づくと氷が溶け始め大量の水やガスが放出されます。地球でも彗星やその尾が見られることがありますが、たとえ1本に見えても実際には2本あります。

彗星の多くは数kmから数百kmの大きさですが、その尾は数百kmの長さです。

空で彗星を眺めるには編集

数百年毎に見られるめずらしい見事な尾を持つ彗星を大彗星と呼びます。前回は1910年に確認されましたが、再び見るには数百年待たなければなりません。天文学者も大彗星がいつどのようにやってくるかはわかっていません。もし近いうちに彗星が見られると聞いたら、以下のやり方で彗星を見てみましょう。

  1. 空のどのあたりにあるか見つけましょう
  2. 大彗星の多くは望遠鏡でも見られないことが多いので、いすを用意して望遠鏡や双眼鏡を用意しましょう。
  3. 両親に公園など街の灯が少ない場所に連れていってもらいましょう。
  4. 夜空を眺めて絶景を堪能(たんのう)しましょう。

彗星の尾はぼんやりしていて見えないことが多いですが、尾が地球の大気に触れると燃え上がり、流星群(りゅうせいぐん)が見えるときもあります。

どのくらいの彗星があるの?編集

彗星は太陽から遠くはなれて公転軌道で移動しているので、望遠鏡でも確認できず誰も数えられません。ですが、毎年アマチュア天文家が地球に接近した100以上の彗星を発見しています。2005年11月までに2857個確認され、その多くは太陽に衝突したり太陽系外へ飛び去ったりします。

どのように名付けられるの?編集

 
エドモンド・ハレー氏

多く発見者にちなんで名付けられます。同時に発見された場合にはヘール・ボップやシューメーカー・レヴィのように連続した名前になります。

歴史上の有名な彗星は?編集

  • ハレー彗星は初めて発見された最も有名な彗星です。
  • エンケ彗星は2番目に発見された彗星です。
  • シューメーカー・レヴィ第9彗星は初めて太陽系の惑星に衝突したことが確認された彗星です。

彗星は不幸を招くの?編集

昔は天文学の理解が足りなかったことから、いくつかの文明では彗星は王の死や戦争での敗北などの不幸がおとずれるきざしであると関連付けられていました。その一方で、富や食料の増加など幸運を招くきざしと考えた文明もあります。

1910年にハレー彗星が確認された際には「彗星の尾によって地球が汚染される」という騒動が起こったものの、実際には地球の大気に何の影響もありませんでした。

ウィキペディア彗星の記事があります。