ここからは、x86の命令セットにある個々の命令について、詳細に解説していく。読みやすさとページサイズを小さくするために、個々の命令をグループに分けて解説していく。

より詳細な情報が必要であれば、インテルによるIA-32 アーキテクチャのマニュアル(『中巻A:命令セット・リファレンスA-M』) を参照するのが良い。( 『中巻B:命令セット・リファレンスN-Z』

凡例

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オペランドをとらない命令は、以下のように表記する。

Instr

オペランドを1個とる命令は、以下のように表記する。

Instr arg

オペランドを2個とる命令は、以下のように表記する。また、アセンブラによって命令のフォーマットが異なることに注意する必要がある。

Instr src, dest GAS文法
Instr dest, src MASM文法