第3課 例文

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  1. Mi ridas. Vi ridas. Li ridas. Ŝi ridas. Ĝi ridas. Ni ridas. Vi ridas. Ili ridas.
  2. Mi ridas. Mi ridis. Mi ridos.
  3. Ci kantas. Ci kantis. Ci kantos.
  4. Li dancas. Li dancis. Li dancos.
  5. Ŝi dormas. Ŝi dormis. Ŝi dormos.
  6. Ni ridas. Ni ridis. Ni ridos.
  7. Vi kantas. Vi kantis. Vi kantos.
  8. Ili dancas. Ili dancis. Ili dancos.
  9. Ŝi kantis kaj li ridis.
  10. Ĉu ci ridos? Jes, mi ridos.
  11. Ĉu li dormas? Ne, li ne dormas.
  12. Kiu dormas? Petro dormas.
  13. Ŝi baldaŭ kantos. Ŝi nun kantas. Ŝi jam kantis.
  14. Ludoviko ĵus ridis. Johano tuj ridos.
  15. Hieraŭ li estis feliĉa.
  16. Hodiaŭ li estas malfeliĉa.
  17. Morgaŭ li estos tre malfeliĉa.
  18. Ili kantis hieraŭ kaj jam ridis hodiaŭ.

この課からカタカナによる発音表示はありません。エスペラントは書いてあるとおりに読めば、それが正しい発音になります。読み方がわからないときは、文字と発音を復習してください。

単語

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この課から、動詞は不定詞形 (-i 語尾がついた形)で表示します。不定詞形は動詞の代表形であり、辞書の見出語になる形でもあります。

ni 私たち (人称代名詞); ili 彼ら、彼女ら、それら (人称代名詞); ridi 笑う; kanti 歌う; danci 踊る、ダンスする; dormi 眠る; kaj そして、~と~ (接続詞); baldaŭ まもなく、もうすぐ (語尾なし副詞); nun 今 (語尾なし副詞); jam もう、すでに (語尾なし副詞); tuj 今すぐ (語尾なし副詞); ĵus たった今 (語尾なし副詞); hieraŭ 昨日 (語尾なし副詞); hodiaŭ 今日 (語尾なし副詞); morgaŭ 明日 (語尾なし副詞)。feliĉa しあわせな; malfeliĉa 不幸な (接頭辞 mal- については、第2課を参照)。

説明

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人称代名詞のまとめ

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  • 単数形 mi 「わたし」、vi 「あなた」、li 「彼」、ŝi 「彼女」、ĝi 「それ」
  • 複数形 ni 「わたしたち」、vi 「あなたたち」、ili 「彼ら、彼女ら、それら」

vi は単複同形です (英語の you と同じ)。ili は li/ŝi/ĝi の共通の複数形で、男女物の区別がありません (英語の they と同じ)。

動詞

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エスペラントの動詞は、-i, -as, -is, -os, -us, -u の六つの語尾のどれかをとります。このうち、-i は不定詞形で辞書の見出語になる代表形です (不定詞形の用法は後述)。-as は現在形、-is は過去形、-os は未来形です。この課では、この -as, -is, -os の三つを学びます (叙想形 -us, 命令形 -u の用法は後出)。

動詞の活用形はこれらの語尾六つだけです。ラテン語などでは、不規則動詞を含めると、100種類以上もの動詞活用語尾を覚えなければいけませんが、エスペラントでは六つの語尾だけを覚えればおしまいです。なお、エスペラントに不規則な活用をする動詞はありません。

動詞には、英語にあるような be動詞と一般動詞のような区別はありません。第1課で出た estas (不定詞形 esti)もその他の動詞も、すべて同じ語尾をとります。

  • esti, estas, estis, estos, estus, estu
  • ridi, ridas, ridis, ridos, ridus, ridu
  • kanti kantas, kantis, kantos, kantus, kantu
  • danci, dancas, dancis, dancos, dancus, dancu
  • dormi, dormas, dormis, dormos, dormus, dormu

動詞の人称変化はありません。全人称同じ形です (例文1)。

  • 現在形 -as は、英語なら、現在形、現在進行形、現在完了進行形などに相当します。
  • 過去形 -is は、英語なら、過去形、現在完了形、過去進行形、過去完了形、過去完了進行形などに相当します。
  • 未来形 -os は、英語なら、未来形、未来進行形、未来完了形、未来完了進行形などに相当します。

-as, -is, -os の三つだけでは表せない細かいアスペクトの区別が必要なときは、副詞によって表します。たとえば、nun「今」があれば進行形の意味が明確になります。ĵus「たった今」があれば、現在完了形の意味が明確になります。そのような細かい区別が必要でないときは、おおまかに現在か過去か未来かだけ区別すれば十分です。

動詞の疑問文と否定文

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esti 以外の動詞も、esti の文と同じく、疑問文をつくるには文頭に Ĉu を置き、否定文をつくるには動詞の直前に ne を置きます。疑問詞疑問文は文頭に疑問詞を置くだけです。文頭の Ĉu または疑問詞の後に続く単語の語順は自由です (例文8,9.10)。

語尾なし副詞

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この課の nun「今」、jam「もう、すでに」、ĵus「たった今」、baldaŭ「もうすぐ」、tuj「今すぐ」、hieraŭ「昨日」、hodiaŭ「今日」、morgaŭ「明日」、ne (否定)、tre「とても」は、語尾なし副詞です。語尾なし副詞には -aŭ で終わるものがいくつかありますが、この -aŭ は語幹の一部であって語尾ではないので、省略したり他の語尾に変えたりすることはできません。

語尾なし副詞には、それが置かれる位置が制限されるものと自由なものとがあります。ne と tre はそれがかかる単語の直前に置きます (副助詞、程度形容詞)から、位置が制限されます。その他の nun, jam, ĵus, baldaŭ, tuj, hieraŭ, hodiaŭ, morgaŭ の文の中の位置は自由です (ただし、アスペクトを明確にするときは、動詞の直前がわかりやすい)。

例文の訳

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  1. 私は笑う。あなたは笑う。彼は笑う。彼女は笑う。それは笑う。私たちは笑う。あなたたちは笑う。彼ら (彼女ら、それら)は笑う。
  2. 私は笑う。私は笑った。私は笑うだろう。
  3. あなたは歌う。あなたは歌った。あなたは歌うだろう。
  4. 彼は踊る。彼は踊った。彼は踊るだろう。
  5. 彼女は眠る。彼女は眠った。彼女は眠るだろう。
  6. 私たちは笑う。私たちは笑った。私たちは笑うだろう。
  7. あなたたちは歌う。あなたたちは歌った。あなたたちは歌うだろう。
  8. 彼らは踊る。彼らは踊った。彼らは踊るだろう。
  9. 彼女は歌った、そして彼は笑った。
  10. あなたは笑いますか。はい、私は笑います。
  11. 彼は眠っていますか。いいえ、彼は眠っていません。
  12. 誰が眠っていますか。ペテロが眠っています。
  13. 彼女はもうすぐ歌うだろう。彼女は今歌っている。彼女はもう歌った。
  14. ルドヴィコはたった今笑ったところだ。ヨハネは今すぐ笑うだろう。
  15. 昨日、彼は幸せだった。
  16. 今日、彼は不幸だ。
  17. 明日、彼はとても不幸だろう。
  18. 彼らは昨日歌った。そして今日もう笑った。

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