まず、 を解くことを考える。
a=1のときの虚数解のひとつ(どちらでもよい)を とする。他方は となるので
次に、 を考える。
とすると、
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移項して、
ここで、元の式と比べると、
である。
を変形して、
また、
なので、 を解とする二次方程式
が立てられる。これを解くと、
となる。
とおく。A,Bの解のうち実数解をそれぞれ とする。つまり、
するとA,Bの解はそれぞれ
で、x=A+Bなのでxは9つの解を持つことになる。
しかし3次方程式の解は3つなので、残りの6つは無縁解である。
ところで、
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より、
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移項すると、
これは元の方程式と合致するので は解のひとつである。
すると、
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より
で、 も解、
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より
で、 も解である。
よって が解である。
いよいよ一般の3次方程式 を解く。
まずaを消去して、
次に、前の形にまとめるため、 とおくと、
さて、