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経済学基礎 > 双子の赤字

双子の赤字とは、アメリカ合衆国における1980年代のロナルド・レーガン政権下、2000年代のジョージ・W・ブッシュ政権下、および1990年代のイギリスなどで見られた経済的現象のことで、莫大な貿易赤字と政府の財政赤字が並立している状況を指し示す。


レーガノミックス編集

米国・レーガン政権が行った経済政策「レーガノミックス」によって生まれた、米国の財政収支および貿易赤字の背景を考えよう。「レーガノミックス」における悪循環とは何かを考える。財政収支赤字の拡大が、財政赤字補填のための国債発行を呼んだ。この結果、国債費増大に対抗するために、海外からの資金流入を促すために高金利政策を生んだ。これが空前の経常赤字を生み出し、1986年には、アメリカ合衆国は、純債務国にまで転落する。


双子の赤字の構造編集

 
 


双子の赤字の財政構造では、貯蓄(Savings)より投資(Investment)の方が大きくなり、税収(Tax)より政府支出(Government Expenditure)の方が大きくなると、やはり構造的に説明が付く。レーガノミックスでは、投資が海外投資と経常赤字であった。この結果、財政構造的な矛盾に陥ったのである。また、2000年に発足したジョージ・W・ブッシュ政権でも同じ事が起きた。これは、減税政策やイラク戦争に対する出費が嵩んだこと、ITブームの終了によるものである。