和声学/4声体の配置/4声体の配置

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3和音の構成音を四つの声部に割り当てて4声体とすることを 3 和音の配置と呼ぶ。 配置においては、次の各点に留意しなければならない。

声部の音域 編集

四つの声部は、声部ごとに音域が設定されている。 配置にあたっては、この音域を守る必要がある。 下譜中の点線で示した音域は例外的にだけ用いることができる。

 

構成音の重複 編集

本来三つの構成音からなる 3 和音を四つの声部に配置するのだから、構成音の一つは重複しなければならない。 原則として根音を重複するのが最も良好である。 しかし場合によっては 5 音や 3 音を重複しても差し支えない。

 

構成音の省略 編集

省略は普通、避けたほうがいい。しかし場合によっては 5 音ならば省略することは可能である。

 

根音・3 音は省略できない。

声部間の間隔 編集

各声部の間隔はだいたい次ぎのように制限されることが多い。

  • ソプラノ~アルト間:1オクターブ以内
  • アルト~テノール間:1オクターブ以内
  • テノール~バス間:12度(複 5 度)以内

 

交差 編集

四つの声部(下からバス・テノール・アルト・ソプラノ)の上下の順が入れ替わって配置されることを交差という。 交差は禁忌というわけではないが、無益な混乱を避けるために行わないほうがよい。