基本情報技術者試験に出題される表計算ソフトの問題に関するコンテンツです。

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ウィキペディア表計算ソフト (情報処理技術者試験)の記事があります。

概要 編集

基本情報技術者試験(FE)では午後の科目で、選択必須問題としてソフトウェア開発(プログラミング)に関する問題が出題されています。C言語JavaPythonCASL、表計算ソフトの5つのコンピュータ言語の中から一つ選択して解答するという内容になっています。

表計算ソフトは2009年(平成21年)度春期より新たにFE午後の選択言語として追加されました。一応試験専用のオリジナルソフトと言われていますが、機能および関数はMicrosoft Excelに近いです。

FE午後ではソフトウェア開発の問題は配点が非常に大きいため、擬似言語とともに同試験の鬼門として名高いです。合格するためには擬似言語とソフトウェア開発の問題に関しては特に重点的に対策する必要があります。

表計算ソフトはソフトウェア開発に出題される言語のなかでは比較的難易度が低いため、プログラミング初心者にもオススメの言語です。

難易度 編集

表計算はFE午後に出題される言語の中では比較的習得しやすい(少なくともC言語Javaよりはずっと簡単でしょう)ため、手っ取り早く合格を狙うならばオススメの言語です。先述の通り機能および関数はMicrosoft Excelに近いですから、パソコンを使っている人ならほとんどの人に馴染みがある言語と言えるでしょう。また、Googleのスプレッドシートでも練習が可能です。FE午後の選択言語ではCASLと並び初心者にもオススメしたい言語と言えます。

表計算の問題の前半で出題される関数は過去に実施されていた初級シスアド試験のものと同じです。正直、表計算ソフトを多少やったことのある人ならば、すぐに得点が取れてしまうぐらい簡単です。

しかし、後半は注意が必要です。後半の擬似言語を用いたマクロ定義の問題はアルゴリズムの知識が必要であり、難易度も高いです(ちなみにマクロは初級シスアドには出題されていません。)。マクロの構文はVBAに近いと言われています。マクロは問題自体が難しいだけでなく、習得するのも時間がかかります。

また、表計算は問題文も長いので読解力(国語力)も要求されます。舐めてかかると痛い目に遭うかもしれません。

関連項目 編集

外部リンク 編集