学習方法/中学校歴史

Icon tools.png このページ (学習方法/中学校歴史) では、学習方法/中学校歴史について説明します。なお、独自研究や中立性を欠いた文章を含んでいる場合があります。独自研究の中には多くの場で共有されている意見もあれば、少数の意見もありますのでご注意ください。


歴史の学習編集

ひとつ編集

教科書や参考書では明らかにそうですし、それ以外の文章や書籍でもその表現を常用して好む人は多いのですが、太字で書かれている語句が、重要な、大事な部分、言葉ですよね。現編集者は違うと思っているのですが、多くの学習者も教師も、社会と理科は暗記科目だ、と、言う人が多くて、まあテストの点数と学校の成績だけが重要だと思っているのなら、その考えで全く困ることには出会わないでしょうが、その視点でいけば、やはり教科書や参考書の太字の語句が、最重要暗記課題ですよね。

学校の授業というのは、かなり教師の裁量に任せられているので、必ずしも教科書に準拠、のっとっているわけではない。ですから、教科書に書いてあっても説明しなかったり、逆に教科書に書いていないことを詳しく話してくれたりしますよね。

そして生徒の学習では、高校入試もそうですし、それ以外でも、担当の教師の手の内にない課題に向き合うことも多い。

ですから、常識的、一般的意味では、教科書内の太字の語句については、知って記憶したほうがいいですね。

また、昔から言われている教師の決まり文句として、「ここ試験に出るぞ~。」なんてのがありますが、果たしてこんなセリフを実際の教師が言ったのか、言う教師なんているのか、いないのか、筆者自身も現実の記憶とフィクションがごっちゃになって今ではよくわからなくなっているのですが、仮に教師がそう言ったとしたら、やはりその語句や項目はよく覚えて、学習しておくのがよいでしょう。

また、中学歴史科が暗記科目だと見たとしても、単答する語句だけを覚えるのではなく、その語句がどういう意味、内容を示しているか、それもよく知って理解しておくのがいいですよね。

前編集者の指摘によれば、中学校で学習する歴史は、一部を除き1つの物語を形成している、という。だとしたらその物語を読み、味わうのが中学歴史科の勉強でしょう。

「中大兄皇子らが蘇我氏を滅ぼした」という出来事、その後の国政改革である「大化の改新」という出来事、そして「中大兄皇子(天智天皇)」という人物名、できごとと出来事、そして人物、これらを関連付けて覚える。前編集者はこれを体系的暗記と呼び、テスト対策に有効だと書いていましたが、暗記と呼んで覚えることを義務付けするまでに至らなくても、出来事と出来事の関連、そしてそこにかかわる人物、その流れを知ることは、間違いなく歴史の勉強ですよね。

そしてこの歴史を体系的に理解して覚えるということ、そのためには、学校で提供される教材以外にも、市販の各種参考書類、教材類も、新たな詳しい説明がなされていて、有用になりますね。

二つ、三つ、四つ編集

年号

例えばテストで「平城京に都が移されたのは何年か」という割と単純な問題は、中学校や高校で出題されることはあまりないようですね。「長岡京、平安京、平城京を、都が移された順に並べ替えよ」という問題は出るかもしれない。長岡京の遷都(せんと)は784年、平安京遷都は794年、平城京遷都は710年なので、この問題は「平城京→長岡京→平安京」の順で正解なのだが、これはまず第一に、この年号を記憶していれば、この質問に答えられますよね。しかし、平城京から平安京の流れ、そして長岡京遷都の事情と詳細を知っていれば、年号を覚えていなくても答えられるかもしれない。

年号暗記には、語呂合わせというのがありますよね。ここで参考までに日本史の流れを知るのに都合のいい語呂を古い順に並べておきます。ほとんど有名どころですけどね。


蘇我入鹿を蒸し殺(645)す 「大化の改新」

なんと(710)素敵な平城京 「平城京遷都」

鳴くよ(794)うぐいす平安京 「平安京遷都」

いい国(1192)作ろう鎌倉幕府 「源頼朝が征夷大将軍になり鎌倉幕府成立」[1]

瞳さわ(1338)やか室町幕府 「足利尊氏が征夷大将軍になり室町幕府成立」


この後はどうですかね、関ヶ原の戦い1600年は誰もが覚えやすい数字ですし、大政奉還1867年、明治元年1868年、というのは、特に語呂が無くても、私は何となくあっさり覚えているんですが…。

年号暗記を課題として取り入れた場合、江戸末期~明治初期や第一次世界大戦~第二次世界大戦のあたりの記憶が出来事の密度が高く難関のようですね。まったくの余談で雑談ですが、現編集者は大学入試の時に世界史の試験を受ける事にしていたのですが、代々木ゼミナールの書店でしたかね、世界史の年号を語呂で覚える、なんて本があったので、ああこれはいいと手に入れて喜んでいたんですが……結局ほとんど見ませんでしたね…。おそらく今でも家にあると思うんですが、いったいどこへ行ってしまったか…。要するに私自身は、年号暗記はあまり勉強の課題にしなかったという話なんですが…。

出来事の背景

別に自分の身近な、日常的な出来事でもいいのですが、歴史学習の視点として、ある起きた事柄があって、ではなぜそれが起こったのか、事件の背景、原因は何か、これは歴史研究や学習の主要な視点ですよね。

事実を徹底的に調査して積み重ねたうえで、その背景、原因を考察するというのはもちろん研究であるし学習であるし、歴史学という行為そのものだとは思いますが、結局我々の学習としては、多くの場合はすでに様々な人たちによって考察研究、調査された、その見解を知って、学習するということになると思います。

各種入学試験や学科試験、歴史科の問題出題としては、「なぜ~~が起こったか」 などといった ”原因”(背景) を問う記述問題・記号問題は、一種の定型として、ポピュラーな質問でしょうね。

地名と地図上の場所

江戸時代末期、日米和親条約によって開かれた港は下田と箱館(函館)ですね。歴史学習そのものとしても、試験対策としても、この地名だけを知っているのではなく、これらの港の地図上の位置を知っていると、知識としても理解としても深く学習しているといえますよね。

基本的には教科書や参考書などに、昔の地名を示した地図、歴史上の重要事件を説明した地図など、学習の参考になる資料は数多くあると思います。

ここウィキブックスでは、この記述以前の編集がなされた時点では、中学歴史参考書としての地図画像は不十分だったようですが、ウィキメディアではコモンズという画像ファイルを作って集積する場所もありますし、今後地図画像が充実してくることもあるので、今後に乞御期待、といったところですね。

歴史と公民の教科書は、割と記述が詳細なようだ編集

歴史と公民の教科書は、社会人としてだれもが興味あることを扱っていることもあって、各教科書出版社がこだわってかなり力を入れているようで、かなり詳細な多量の内容を扱っていることが多いようです。

ですから中学生の教科学習のバランスとして、ついつい興に乗って歴史や公民の学習が多くなり、学習量が偏重したりすることもあるようですね。

しかしそれはもう、個々人の学習者のさじ加減で、自分にとって好ましい学習の習慣と生活を作っていって欲しいと思います。

歴史や政治や経済に関して、大人は誰でも一家言持っていて、それぞれの人が言いたいことはたくさんあるので、教科書に関してもその内容に関しても、常に喧々諤々の議論がなされ、社会全体の重大ごとですから、実に様々な立場があり、かろうじてのバランスで社会科教育や教科書が成り立っているだけですから、学生たちはあまり特定の過激な主張に流されることなく、気楽に学習を続けていけばいいと思います。

Web上の歴史記述、歴史資料について編集

インターネットというのは一般的に、通信プロトコルを標準化、明確化したうえで、コンピューターのローカルなネットワークを世界規模で相互接続した、今我々が利用している具体的な、非常に大規模な情報通信網のこと、と、言えますね。

そして、Web(ウェブ)というのは、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ、略名:WWW)のことであり、その情報システム上で提供されている、情報閲覧の仕組み、情報を提供して読むシステムのことですね。

インターネットの原型といえるARPANETができたのが1969年、最初の広く公開されるWebページが1991年に現れたといいますから、本当に新しい技術、メディアで、今の大人や老人たちが若いころにはなかったものですよね。

ですから有用である反面、非常に不確かな怪しいメディアでもあって、利用する側の リテラシー(読解記述力)や自律的な判断、そのための経験・熟練なども必要になってきます。

前編集で指摘されていた、Web上の掲示板やSNSなどで歴史、歴史教育に関する文章の中で、非常に真偽の怪しい、妥当性を欠く記述がみられる、という問題は、勿論いい加減な文章や主張を世に広めようとする主体にも問題はありますが、読み手、受け手のほうも、真偽や善悪、美醜などの判断を自律的に行い、常に自分自身の妥当な世界観、物の見方を発展させていく、という姿勢が必要ですし、実はそれが勉強、学習、学問をすることなのだと思います。

学習漫画編集

学習漫画というのは、書籍として面白いジャンルで、おそらく、「なんでも漫画で学習しようとするなよ?」なんて怒っている人も世の中にいそうですが(^^;;;)、しかしあまり固いことを言わないとしたら、やはり有用で、薦めていいものだと思います。

学習法を解説する書籍でも、推奨する立場の人のほうが多いように見られます[2]

ただ、多くの実際の学習漫画で扱っている内容は、学校教育の内容に準拠したものではなく、直接的に学校の学習の記憶や理解を深めたい、成績を上げたい、という目的にはあまりかなっていない、という指摘もあります[3]

ですから最初の堅い話に戻ってしまうのですが、あくまでも学習漫画は、勉強の補助、わき役であり、ある意味気晴らしに、遊び心で読むものであって、本格的な勉強は、やはり正攻法、もう少し手堅く行っていくもののようですね。

脚註編集

  1. ^ 教科書によっては、鎌倉幕府成立を「源頼朝が守護や地頭を任命する権利を得て幕府の制度を整えた」1185年としている場合があります(東京書籍など)。ほかにも仏教伝来など、史学の研究の過程で年号が見直されることがありますので、授業で使われている教科書で確認をするようにして下さい。-- 『中学校の歴史 1192は違うの?鎌倉幕府成立』2008年02月28日 朝日新聞
  2. ^ 『やる気を出したい人 成績を上げたい人のための 中学の勉強のトリセツ』、GAKKEN、2020年2月10日 第8版発行、44ページ、
  3. ^ 『行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書』、2020年3月21日 初版発行、KADOKAWA、(たぶん)32ページ(ページ数が書いてないページなので)、