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小学校体育のページです。体育は、体を動かす教科です。自分から、すすんで体を動かしましょう。
なお、目次のタイトル・項目・内容は、大日本図書の副教材『たのしい体育』に合わせました。
入学したばかり、または進級したばかりの体育では、体力テストというものを行います。体力テストには8つの分野があります。先生の指示に従って行いましょう。また、ここでは6歳~11歳までのものを、扱っています。
握力は、手をにぎる力がどれくらい強いかをはかるテストです。右→左のじゅんに2回くりかえします。あく力をはかる時は、きちんと立ったまま、はりの部分をそとがわにして、行いましょう。このテストでは右手・左手のテストをそれぞれ2回ずつ(つまり両手で4回)、それぞれの手で、よいほうの記録を取ります。
上体起こしは、ふっきんに近い動き方をするテストです。あおむけのじょうたいからひじが足につくまで体を起こす動きを30秒間でできるだけ多く行ってください。足を押さえる人は、しっかりとテストをする人のひざをおさえましょう。また、メガネをかけている人は外してからテストをしてください。テストを受ける人と、足を押さえる人の頭がぶつからないように注意してください。
長座体前屈は、体がどれくらいやわらかいかを、はかるテストです。かべに背筋をぴったりとつけて、ダンボールでできたテストに使う道具の箱と箱の間に足を入れます。その状態で両手をダンボールからはなさないようにして前にできるだけのばします。その後、ダンボールから手をはなして横にあるものさしで記録を読みとります。このテストは2回行って、よいほうの記録を取ります。
動きがどれくらいすばやいかを、はかるテストです。1mの幅のライン3本のあいだを、できるだけ速くステップでまたぐ動きを、30秒間で、できるだけ多く行ってください。またラインは、またいでも点数になりますし、ふんでも点数になります。このテストは2回行って、よいほうのきろくをを取ります。
どれくらい体力が続くのかを、はかるテストです。20mのはばのライン2本の間をテープの音(音楽のこともあります)にあわせて走ります。テープから流れる音は1音ずつ高くまたは低くなります。次に「パーン」という音がなるまでに20m先にあるラインまで走ってください。音はだんだんと速くなるのでおくれないようについていきましょう。2回れんぞくで音についていけなくなるとテストは終わりです。1回おくれただけならまだ続けられます。また、テープは「1・2・3…」と回数も読むので、それで記録をはかってください。
足が、どれくらい速いのかをはかるテストです。スターターが「位置について…よーい」のあとに、音や「ドン」「スタート」などのかけ声にあわせて50m先にあるゴールラインまで、できるだけ速く走ります。スピードが落ちないように、できればゴールラインをすぎてから少し先くらいまで、走っておきましょう。
どれくらい遠くにとべるかを、はかるテストです。安全のため、砂場の前でテストを行います。つま先をふみきり線のラインの一番前にあわせて、できるだけ遠くにとびましょう。記録は砂場についた位置で、ふみきり線に一番近いものを取ります。このテストは2回行って、よいほうの記録を取ります。
どれくらいボールを遠くにまで、投げられるかをはかるテストです。かかれている円の中でソフトボールを手に持ち、おうぎがたの中で、できるだけ遠くへ投げます。投げている間や投げ終わった後は円の中から出ないようにしてください。このテストは2回行って、よいほうの記録を取ります。