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しょくぶつ 編集

くさ  や    のことを、 しょくぶつ  と いいます。

しょくぶつ を そだてる には、 つち や みず が ひつよう です。


しょくぶつ には、 いろんな くさ や き が、 たくさん あります。

  • いろんな、しょくぶつ。


  • 木(き)


  • アサガオ

これから、アサガオ という くさ を 、おはなし します。

しょくぶつ の たねまき 編集

 
いろいろ な しょくぶつ の たね

しょくぶつ の たね を 、 つち に うめます 。

たね を、 うめるとき は、 たね を あな に いれて、 それから つち を すこし かぶせます。 かぶせた土 を かためて しまうと そだちません。

さいご に 水 を かけます。

たねまき は これで おわり です。


まいにち、 水(みず)やり など の おせわ を しましょう。

みず が おおすぎては いけません。 水を やりすぎると たね が くさって しまいます。

水 は ほどほど に。

  • きゅうこん
 
チューリップ の きゅうこん 。
 
チューリップ

チューリップは、たね では なく、 きゅうこん(球根) から そだちます。

しょくぶつ の なか には、 たね で なく 、 きゅうこん から そだつ もの も います。

スイセン や クロッカス や ヒヤシンス も、きゅうこん から そだちます。


チューリップのきゅうこんは、 たべないで。

チューリップの きゅうこん を たべると、 おなか を こわします。


しょくぶつ が そだつ ようす 編集

 
じょうろ

土(つち) に まいた、 植物(しょくぶつ) の たね が、 芽(め) を だすには、 みず) と 空気くうき) が ひつよう です。

ひとつでも かけていると、 芽(め)は でません。

水(みず)が 多すぎる(おおすぎる)と、 たね に 空気(くうき) が とどかななく なります。 

土(つち) に 水(みず)を かけるとき は、 土(つち) が すこしだけ ぬれている 「しめりけ」 を おびる ぐらい に して ください。 

土(つち) に、 水(みず) を、 かける とき は、 「じょうろ」 など で かけて ください。 

土には、バケツ では 水は かけないで ください。


しょくぶつ は、 ひかり(光) が あたる ところ で、 そだてて ください。 

ひかり(光) が あたらないと、 しょくぶつ は そだちません。

たいよう の、 ひかり が よくあたる ばしょ を、 ひなた と いいます。

たてもの の かげ とか に なっていて、くらい ばしょ を、ひかげ(日かげ) と いいます。

ひかげ でも、 あさ や ゆうがた ぐらい の あかるさ ならば、 しょくぶつ は そだちます。

ですが、 まったく ひかり の あたらない くらやみ だと、 しょくぶつ は そだちません。  


たね を まくと、 芽() が でます。 め(芽) が 大きくなり、はっぱ が ひらきます。


め が でた しょくぶつ は、 つち の なか に、 ねっこ を のばして います。

しょくぶつ は、 この ねっこ を つかって、 えいよう を とっています。

ねっこ は、 みず) も すいこみます。 しょくぶつ は ねっこ で みず を とっています。


しょくぶつ は 、これからも そだって いきます。

くき が でた しょくぶつ に みず を あげるとき は、 ねもと の 土(つち) に 水を かけます 。

くき や はっぱ には 、 みず を あまり かけないで ください。


  • アサガオ の ばあい

アサガオ が そだってきたら ぼう を たてます 。

アサガオ は ぼう に まきつきます。

しょくぶつ の まきつく くき を つる と いいます。

アサガオ は つる が まきつきます。

ぼう を たてないと 、 アサガオ は 下(した)に たれていきます。


アサガオが そだって 、 しばらく すると つぼみ が できます。

つぼみ が ふくらむと、その あと に はな) が さきます。

花(はな) は しばらく ひにち が たつと かれます。

花 が かれる と ) が できます。

実(み) が できて 、 しばらく すると しょくぶつ は かれます。

これ が しょくぶつ の 一生(いっしょう) です。 一生(いっしょう) とは 、「うまれて から、しぬ まで」 の ことです。

しょうぶつ の み(実) は たね(種) を のこします。

こうして、 また 来年(らいねん) の たね に つながって いくのです。

はな の つくり 編集

花(はな) の ある しょくぶつ(植物) の 、 花を かんさつ(観察) してみましょう 。

よくみると 、 どの花も にたような つくり を しています 。

 
花びら (petal) と、がく (sepal)

花には、花びら(はなびら)が あります 。 花びら の つけね の ほうにある みどりいろ  さきのわかれた もの を がく と いいます。

アサガオでは、がくは、5つ に わかれてます。

アブラナでは、がくは、4つ に わかれています。


 
ほとんどの 花 の つくり;
めしべ, Stigma:柱頭(ちゅうとう)、Style:花柱(かちゅう)、Ovary:子ぼう(しぼう)、Ovule:はいしゅ。
おしべ, Stamen

ほとんどの しょくぶつの 花には、花びら と がく と おしべ と めしべ が あります。


  • おしべ
 
チューリップの、おしべの先についている花粉。

花(はな)からは、中(なか)から、先の 黄色(きいろ)く ふくらんだ、白い(しろい)、ひげのようなものが、何本(なんほん)も、でていますね。

これは おしべ です。


  • めしべ

花(はな)の まんなか に、太い(ふとい)、一本(いっぽん)のものが、でていますね。

これが、 めしべ です。


花(はな)が かれた あと に、実(み)に なるのは 、 めしべ の あった ところ です。

きせつ の しょくぶつ 編集

これから ここで しょうかいする 春(はる)や 夏(なつ)や 秋(あき)の しょくぶつ の なまえ は 、 小学1年(しょうがく いちねん)では、 まだ 、 おぼえなくて いいです 。

春(はる)の しょくぶつ 編集

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、・・・・」は、「春(はる)の七種(ななくさ)」として、有名(ゆうめい)です。


 
春(はる)の七種(ななくさ)
 
七草(ななくさ)がゆ
画像(がぞう) なまえ
科名(かめい)
  せり
セリ科(セリか)
  なずな
アブラナ科
  ごぎょう
キク科
  はこべら
ナデシコ科
  ほとけのざ
キク科
画像(がぞう)が、無い(ない)。 すずな
アブラナ科
  すずしろ
アブラナ科

モクレンやスミレなども、春(はる)の植物(しょくぶつ)です。

モクレンからサツキまで、上(うえ)の花(はな)や草(くさ)は、春(はる)に 多い(おおい) 植物(しょくぶつ) です。

夏(なつ)の しょくぶつ 編集

秋の しょくぶつ 編集

秋の七草(あき の ななくさ)はつぎの、オミナエシからハギまでの7つの野草(やそう)のことである。

画像 よみ
名称
科名
  おみなえし
オミナエシ科
  おばな
イネ科
  ききょう
キキョウ科
  なでしこ
ナデシコ科
  ふじばかま
キク科
  くず
マメ科
  はぎ
マメ科


オナモミの 実(み) は、トゲトゲ が ついています。 これは、動物(どうぶつ)に くっつきやすく して、 種(たね)を とおくまで はこばせる ため です。


どうぶつ 編集

うさぎ 編集

   

ウサギは、耳(みみ)が、長いです。

長い(ながい) 耳(みみ)は、 音(おと)を、 よく ききとる ために あります。

ウサギは、小さくて、よわいので、大きな(おおきな) 動物(どうぶつ)には、たべられてしまいます。

なので、おおきな 動物(どうぶつ)の 音(おと)を きいて、 にげる ために、耳が ながいのです。


ウサギは、ニンジンを、よく たべます。

ウサギ は、 とびはねる ように はしります。


どうぶつ には 、 あまり さわっては いけません 。

ウサギ に とって 、 にんげん は からだ が おおきくて 、とても こわい の です。

だから 、 手(て)を だしたりすると かまれてしまう ばあい も あります 。

また 、 ウサギ など の どうぶつ は 、 にんげん の におい を いやがります 。

なので 、 ウサギ を なでたり しては いけません 。 うさぎ を だっこ しても いけません 。

ウサギ に ちかづく ばあい は 、 エサ を あげるとき など だけ に してください 。

にわとり 編集

 
にわとり
 
ひよこ

にわとり の こども を ひよこ と いいます。

ひよこ が おおきく なると、 にわとり に なります 。


にわとり は たまご を うみますね 。

たまご を うむ のが できる のは、 おんな の にわとり だけ です。

どうぶつ の おんな を メス と いいます。  メス とは 女(おんな) という 意味(いみ)です。

にわとり の メス だけ が たまご を うみます 。

にわとり の おかあさん だけ が たまご を うむ のです 。

メス の にわとり を めんどり と いいます。

どうぶつ の おとこ を オス と いいます。 

オス の にわとり は 、 たまご を うみません 。 

オス の にわとり を おんどり と いいます。


にわとり の たべもの は 、じめん に いる ちいさな むし です。 みみず など も、にわとり は たべます。

いろんな どうぶつ 編集

  • けもの


  • とり
 
ツバメ の こども

ツバメは、かれくさ や どろ を あつめて す(巣) を つくります。

ツバメは、春(はる)になると、みなみのくにから、日本(にほん)に やってきます。

あきごろになると、ツバメは、あたたかい みなみ に、かえります。

このような、きせつ が かわると 、ほかの くに に うつりすむ こと を わたり と いいます。

ツバメのように、わたり を する とり を わたりどり と いいます。


さかな 編集

きんぎょ

 
キンギョ
 
キンギョ


むし 編集

ダンゴムシ や アリ や バッタ や トンボ や チョウ は 虫(むし) です。

むし の なか には 、 はね が あって 、 空(そら) を とぶもの も います 。 チョウ や カブトムシ や ミツバチ は そら を とびます。 トンボ や テントウムシ も そら を とびます 。

アリ や ダンゴムシ は そら を とびません 。



ハチ には 、 はり が あります。

はり に さされると 、 とても いたいし 、あぶないので 、 ハチ には ちかづかないように しましょう 。


モンシロチョウは、花(はな)の みつ を すいます。


かげ と たいよう 編集

たいよう とは 、おひさま の ことです。

※ちゅうい 
けっして たいよう の 光を、そのまま、みては、いけません。
たいよう を、直せつ(ちょくせつ、直接)、みると、目(め) を 、 いためて しまいます 。


かげ 編集

 
太陽(たいよう)の日光(にっこう)と、影(かげ)について。
(※ 図中の文字はフランス語です。)
 
電球(でんきゅう)の光(ひかり)と、影(かげ)。
(※ 図中の文字はフランス語です。)
 
ボールのうしろの、かげ

もの に ひかり が あたると 、 あかるく なります 。 

ひかり が あたらない ところ は 、あかるく なりません。

なので、 もの が あると、 その うらがわ は くらくなります。

この もの の うらがわ の くらい ばしょ を かげ と いいます 。

日光の通り道に、日光をさえぎる物があると、かげができるのです。日光が物に当たると、かげは、太陽のはんたいがわにできます。

太陽は、東の空から南の空を通って、西に動きます。太陽が動くとともに、日光でできるかげも動きます。

太陽の向きで、かげのできる向きが、かわるので、かげの向き(むき)から、おおよその時刻(じこく)が、わかります。 このような仕組み(しくみ)を利用(りよう)した時計(とけい)に、日時計(ひどけい)があります。


 
日時計(ひどけい)
 
がけの上から入ってきた光が、ホコリによって見えている、様子(ようす)。

光は、空気中では、まっすぐに、すすみます。


光(ひかり)の、はんしゃ(反射) 編集

 
鏡(つぼや背後の植物が映る)

光は、かがみ(鏡)で、はねかえります。

かがみで太陽の光(日光・・・「にっこう」。)をはねかえすと、日光は、まっすぐ進みます。

光が、はねかえることを、はんしゃ(反射)と、いいます。

かがみでの、光のはねかえる角度については、かがみにあたる光の角度と、かがみから、はねかえる光の角度は、おなじです。

 
かがみでの、光の反射(はんしゃ)。


水のなかでの、ひかり 編集

 
水中にある、ものの見え方。
 
上にあるのは、見てる人の目を、あらわしてる。赤い矢印(やじるし)が、光を、あらわしてる。

光は、水中に入るときに、まがります。そのため、水中にあるものは、ゆがんで見えます。光は、水面に入るときと、水面から出るときに、まがります。しかし、そのほかのときは、まっすぐにすすんでいます。水中でも、ひかりは、まっすぐに、すすんでいます。

光が、水面などで、まがることを、くっせつ(屈折)といいます。

光がまがるのは、光が水に出入りするときだけでは、ないです。光がガラスに出入りするときも、くっせつします。とうめいなプラスチックに、光が出入りするときも、くっせつします。

太陽の光の温度 編集

日なた は、あかるくて あたたかく、 日かげ は くらく つめたい という せいしつ が あります。

そこで、日なた と 日かげ の あたたかさ の ちがい に ついて がくしゅう しましょう。

くうき や みず の あたたかさ を はかる どうぐ を おんどけい(温度計) と いいます 。

そして、 おんどけい で はかられる あたたかさ を あらわした かず を おんど(温度) と いいます。

おんどけい(温度計) の つかいかた を おぼえましょう。

 
左の「℃」(「どシー」と、よむ。)とかかれた温度計が日本で使われている温度計です。(右のは、アメリカでの温度計で、日本では使わないので、間違えないでください。)

温度計(おんどけい)は、 えきだめ と よばれている 赤い えきたい の たまっている ぶぶん に 、ふれている 土(つち) や 水(みず) 、 空気(くうき) など の 温度(おんど) を はかる どうぐ です。

温度計(おんどけい) は こわれやすい ため 、 あつかう とき は、 じゅうぶん 気 を つけましょう。

  • おんどけいで、土をほったりしない。おんどけいを、かたい物にぶつけたりしない。おんどけいを、ふりまわさない。
  • つくえの上に、おいたままにしない。
  • つかわないときや、もちはこぶときは、ケースに、いれる。


めもり の よみかた 編集

おんどを はかり はじめたら、 えきが、うごかなく なるまで、 まちます。 えき の さき が うごかなくなってから、 えき の さき の めもり を よみましょう。 0 から いくつの めもりの ところに、 えき の 先(さき) が あるか を よみます。

おんど を よむ とき は、 えきの先と、目 の 高さ(たかさ) を あわせましょう。

おんど を 、紙に 書く(かく) ときは、 はかった 温度(おんど) の 数(かず) の うしろに「ど」(度)または (どシー) という文字(もじ)を、 つけたします。

このように、文字をつけたすのは、その数(かず)が、 なんの数なのかを、ほかの人(ひと)が見ても、わかるようにするためです。 たとえば、紙に、すうじだけが、「24」とかいてあっても、ほかの人には、その数が、24このミカンなのか、温度(おんど)が24度なのか、長さが24センチメートルなのか、ほかの人には、「24」という数だけでは、わかりません。

だから、理科では、ひつようにおうじて、数のうしろに、その数が、なにをあらわしているかを分かるようにするために、ことばをつけたします。このような、もくてきで、数のうしろにつけたしたことばをたんい(単位)といいます。

℃ という単位(たんい)を書くときは、アルファベットのCの左上に、ちっちゃく丸(まる)をかいています。


じめん の おんど と しめりぐあい 編集

日なた と 日かげ では、 地めん の 温度 と しめりぐあい に、大きな ちがい が あります。

日なた の じめん は、 日光(にっこう) に よって あたため られる ので、 おんど が たかく なります。 日かげ の じめん は、 日光(にっこう) が あたらない ので、 おんど は たかく なりません。

かがみ で じっけん 編集

かがみ で はねかえした 日光 を かべ など に あてて、 あたたかさ を しらべて みましょう。

こんど は、 ともだち と きょう力 して 2まい や 3まい の かがみ を つかって、 日光を 1か所(いっかしょ) に あつめて じっけん して みましょう。 かがみ の 数 が 多い ほど、 あたたかく、 あかるく なります。


※ きをつけよう。

  • はねかえした日光を、人の顔(かお)に 当てないように、 しましょう。


おと 編集

 
たいこ を たたく ひと
 
ふえ を ふいてる ひと

たいこ(太鼓) を、 たたくと、 音(おと) が でますね。 ふえ(笛) を、 ふいても、 音(おと) が、でます。

そもそも、 音(おと) とは、 なんでしょうか。

じつは、 音(おと)とは、 空気(くうき) が、 ゆれることです。

だから、 音(おと) を だすには、なんらか の ほうほう で、 空気(くうき)を、 うごかさないと、 音(おと) は でません。

たとえば、タイコ を たたくと、 タイコ の 「まく」 が ゆれて、 小さく ゆれ つづけて いる のを、 見た(みた) こと が ある 人(ひと) も いるでしょう。

音楽(おんがく)の授業(じゅぎょう)で、 ときどき、 クラス の みんな が うた を うたってる とき や、楽器(がっき) を ならしている とき に、 まわり の もの が、 小さく ゆれている こと が ある のは、 音(おと) に よる 空気(くうき) の ゆれ が、 そのもの に、 ぶつかって いるからです。

耳(みみ) を ふさぐと、 音(おと) が 、 きこえ づらく なる のは、 空気(くうき) の ゆれ が、耳(みみ) の 中(なか) に 、入り(はいり)づらく なるから です。


フエ を ふいて、 音 を だすとき に だって、くち から 空気 を 、ふいています。


音(おと) は、空気(くうき) の なか を、つたわって いきます。

なので、 ちょっとくらい、 はなれた ばしょ に いる、 ちかく の 人(ひと) にも、 音(おと) は、きこえます。


動物(どうぶつ) の 口(くち)から、 なきごえ が でるのも、 口(くち) の 中(なか) で、 のど が ふるえて、空気を ゆらして いるから です。



おもさ 編集

あなた は、いろんな ものを、もったこと が ある と して、これから、おはなし を します。 もし、あなたが、病気(びょうき) や ケガで、 もの を もてないのだとしたら、 ごめんなさい。

おもさ

手(て)に、ものをもったとき、もちあげやすい もの と、もちあげるのが つかれる もの が あっただろう と おもいます。 おなじくらい の 大きさ でも、 紙(かみ) や 木(き) で できたもの を、 もちあげるとき と、 鉄(てつ) などの きんぞく で できたもの を もちあげる 時(とき) では、 おもさ の かんじかた が ちがっただろう と おもいます。

このように、おもさ は 大きさ(おおきさ) とは、ちがいます。

おなじ大きさの木材(もくざい)と鉄(てつ)だったら、鉄 の ほうが、おもい です。

おなじ 大きさ なら、 木材(もくざい) は、 鉄(てつ) より も、かるい です。


もの の おもさ の、かんじかた は、 ひと に よって、かんじかた が ちがうかも しれません。

たとえば、 あなた に とって、 おもくて、もちあげられない 物(もの) でも、 おとな の 人 ならば、かんたん に もちあげて しまうことも あります 。

 
おもさはかり。
※ このしゃしんのはかりは、外国のはかりなので、数のとり方が、日本とはちがっているかもしれません。かたちを参考にしてください。

だから、理科(りか)では、みんなが重さ(おもさ) を わかるように、 'おもさはかり 'など の 道具(どうぐ) を つかって、 おもさ を、 はかります。

はかり を つかう とき は、皿(さら) の 上(うえ)に、 はかりたい 物(もの)を、 のせます。

すると、 のっかった物(もの) の 重さ(おもさ) の ぶん だけ、 はかり の はり が うごきます。 はり が、さしている 目もり(めもり) を よんで、 おもさを、 しらべます。

おもさを、紙(かみ) に 書く(かく) とき には、 はかった 数(かず) の うしろ に 「グラム」 と いう ことば を かきます。

このように、ことばを つけたすのは、 その数(かず) が、どの 数(かず) なのか を、ほか の 人(ひと)が 見(み)ても、わかるように するため です。

たとえば、 すうじ だけ が、 「30」 と かいてあっても 、 ほかの人には、 その数 が、 30このリンゴ なのか、 温度(おんど)が30度 なのか、 おもさが30グラム なのか 、 長さ(ながさ) が 30センチメートル なのか、 ほかの人(ひと)には、「30」という数 だけでは、わかりません。 だから、 理科(りか)では、 ひつよう に おうじて、 数 の うしろ に 、 その 数 が、なに を あらわして いるかを わかるように するために、 ことば を つけたします。 このような、 もくてき で、数(かず) の うしろ に つけたした ことば を たんい(単位) と いいます。

1000グラム( せんグラム)の こと を、 1キログラム(いちキログラム)といいます。

たとえば 3000グラム は 3キログラム です。

おもさ の たんい は、日本(にほん) では、グラムキログラムです。せかいじゅうの多くの国が、おもさ の たんいに、グラム と キログラム を つかって います。

1グラム は、とても、かるいです。

かんたん に もちあげられる と おもいます。

1キログラム は 1000グラム の ことです。 1グラム の もの が1000こ(千こ) ある ばあい の、 おもさ です。 1キログラム を もちあげるのは、 ちょっと、たいへん かも しれません。


グラムのことを、 g とかく場合があります。 たとえば、 58g は、 58グラム のことです。

たとえば 389g は、 389グラム の ことです。 キログラムのことを、kgと書く場合があります。3kgは3キログラムのことです。 gというのは、英語(えいご)のアルファベットの G のことです。


おもさのせいしつ

がっこうの「ずがこうさく」のじゅぎょうで、「ねんど」などをつかったことがあるとおもいます。その「ねんど」のおもさをはかってみましょう。

よういするものは、ねんどのほかに、「おもさはかり」と、はかりの皿(さら)とねんどをくっつかないようにするための紙(かみ)が一枚(いちまい)と、はかったおもさをメモしておくためのメモ用紙(メモようし)などです。

どうぐを用意(ようい)するときは、大人のひとに、れんらくをして、「かりても、いいですか」ときいてから、「かりても、いいよ」といわれてから、かりてきてください。 おうちの人からかりるばあいは、おうちの大人の人に、れんらくをして、かしてもらってください。れんらくせずに、かってに、だまって、もちだしたら、ダメですよ。


学校のものをかりる場合も、担任(たんにん)の先生(せんせい)や、理科(りか)の先生に、れんらくをして、「かりても、いいよ」などといわれてから、かりてください。

がっこうの理科室(りかしつ)には、あぶない物(もの)もおいてあります。なので、かってに理科室から、物をもちだしたらダメです。 それに、学校のものは、みんなのものなので、あなたが、かってにもちだすと、ほかのみんなが、こまってしまいます。


まず、ねんどがはいったケースから、ねんどをいくらかとりだして、「おだんご」を1こ、つくって、そのおもさを、はかってみましょう。皿(さら)にねんどがつくと、あらうのがたいへんなので、紙(かみ)を一枚(いちまい)もらってきて、皿の上に、しきましょう。あまり、だんごが小さすぎると、はかりづらいです。

まず、だんごを一つ、つくって、そのおもさを、はかります。

はかったおもさのけっかのグラムは、ほかの紙に書いて、わすれないようにしてください。


つぎに、そのだんごを、まだケースにはもどさず、だんごのかたちをかえます。かたちをかえたら、おもさは、どうなるでしょうか。 ケースのなかのねんどは、つけたしたらダメですよ。

かたちをかえただんごを、おもさはかりで、はかってみましょう。そして、はかったけっかを、メモに書いておいた、前(まえ)のかたちのおもさと、くらべてみましょう。



ねんどのかたちをかえても、おもさは、かわらなかったとおもいます。

(※ もし、おもさがかわったとしても、メモようしには、はかったままのおもさを書いてください。けっして,はかったことのないウソのおもさを、メモには書かないでください。 そして、おもさが変わった理由(りゆう)を、かんがえてみたり、お母さんなどの大人の人に、きいてください。)


((こどもは、このカッコの中の「※」を、読まなくていいです。もし、おもさがかわったときに、大人のひとにきくときに、このカッコの中を読んでもらってください。

※ 保護者のかたなどへ・・・ 一般には、形を変えても重さは変わりません。ですが、はかりの、種類によっては、物を乗っけた場所によって、すこしだけ数値が変わることがあります。物を乗っけ直した時に、位置が変わる場合がありますし、このため重さがかわったのかもしれません。ほかにも、ねんどのじっけんでは、手や紙に粘土がつくので、そのおもさのぶんだけ、結果が変わったのかもしれません。))


かたちをかえるだけでなく、向き(むき)をかえて、おもさをはかってみましょう。向きがわかりづらかったら、かたちをかえて、むきをわかりやすいかたちにしてください。


むきをかえても、おもさはかわらなかったとおもいます。


他にも、ねんどを分けてみよう。だんごを2個にわけて、おもさをはかってみよう。どうなるでしょうか。

2個にわけただんごを、ふたつとも皿の紙の上にのせて、まとめて、はかってみてください。

ふたつ、まとめて、はかったときのおもさは、まえの1個だったときのおもさと、かわらないはずだとおもいます。


じっけんにつかったどうぐは、かしてくれたひとに「ありがとうございました」という、お礼(おれい)を言ってから、キチンとかえしにいってくださいね。

空気(くうき)と水(みず)について 編集

空気(くうき)について 編集

この空気(くうき) に かんする、 じっけん を するとき は、おかあさん など の、 おとな の かた に、みてもらって くださいね。 ひとり で じっけん したら、 ダメ ですよ。

むりに、じっけんをしなくても、いいですよ。

つぎの、カッコのなかは、おとな の かた への、 ちゅういがき です。 もし、じっけん を したい ばあい は、ちゅういがき を よんでもらって ください。

(保護者の方へ・・・本書の記述は、安全には、なるべく配慮していますが、しかし、不慮の事故の可能性などもあります。たとえば、ふくろを使った実験では、もしイタズラをすると、窒息する危険もあります。他にも、コップなどを使った実験では、ガラス製のコップなどは割れる可能性もあります。また、ウィキペディアには免責事項があります。事故が起きても、責任は取りません。ページ末尾の免責事項をお読みください。)

まず、わたしたちの、まわりには、空気(くうき) が あります。わたしたちは、鼻(はな)から、空気(くうき)を、すって います。

目(め)には 見(み)えませんが、 空気(くうき) が あります。


「空気が、たしかに、せかいには、あるんだ。」ということをたしかめる方法(ほうほう)には、

たとえば ビニール袋(ぶくろ) に、 空気を 入れて、

ふくろの口 を 手で ふさいで 空気を、 とじこめてから、

水の中 に 空気 が 入った ふくろ を いれると、

ふくろ の すきま から、 空気(くうき) が もれて、あわ が でるかも しれません。


じっけんをやるときは、あまり、ふくろが大きすぎると、くうきをあつめるのが、たいへんになります。うまく大きさを、工夫してくださいね。


あと、くれぐれも、ふくろのなかに入っては、ダメですよ。あぶないですよ。うんがわるいと、空気(くうき) が すえなくなって、 死(し)に ますよ。

おなじように、 くれぐれも、 ふくろの中に、 顔(かお)や 鼻(はな)を 入れては ダメですよ。 うんが わるいと、 空気(くうき)が すえなくなって、 死にますよ。


また、コップなど が あれば、 コップの口 を 下に むけて、 コップを 水に 入れれば、 空気(くうき)が とじこめられます。そのまま、水の中で コップを 上に むければ、 空気が うかび 上がって、 おおきな あわ に なって、 でてきます。 ペットボトル の びん が あれば、 それを つかっても、 にたような じっけん が できます。

あわ が うかび あがる こと から、 どうやら、 水(みず)のなか では、空気(くうき)が、 うかび あがる らしい ですね。

コップを つかうとき は、 おとしたら、 われて、あぶないので、気(き)をつけて くださいね。 もしじっけんをするなら、できれば、プラスチックでできたコップで じっけんを やると、あんぜんだと おもいます。


風船(ふうせん) を、 しってる でしょうか。 ふくらませる と 丸く(まるく)なる、 あの フーセン の こと です。

フーセンが なければ、 同じくらいの大きさの ビニールぶくろ でも かまいません。

フーセンに 空気(くうき)を入れて、フーセンの口を とじて、水に入れて、手(て)を はなすと、フーセンは 水(みず)に、うきますよね。

水の入った、ふくろは、どうも、うかぶ らしい ですね。

プール など で つかう 浮き輪(うきわ) も、おなじ しくみ です。


フーセン でも、 ビニール ぶくろ でも、 なんでも いいのですが、 空気(くうき)を 半分(はんぶん)くらい 入れて、 ふくろの口を しめてみましょう。 ふくろの口をしめるには、 ちょうちょ結び(むすび) をするなり、 輪ゴム(わゴム) でとめるなり、 いろいろと 工夫(くふう) してください。

ふくろ に 入れる 空気(くうき) は、半分(はんぶん) ぐらいまで で、 いいですよ。

あんまり 空気(くうき)を いれすぎると、 つぎ の じっけんが、 わかりづらくなるので、 空気(くうき) は 半分(はんぶん) くらいに しといて くださいね。

半分(ほんぶん)くらい 空気(くうき)を いれた ふくろの 口(くち)を とじて、 ふくろを まげようと したら、 まげられますよね。

空気(くうき) が もれていないことを、 かくにん したいなら、 ふくろ を 水の中 に 入れて、 じっけん すれば、いい と 思いますよ。

このように、 どうも、 空気(くうき)は、 形(かたち)を かえられる ようですね。

空気(くうき) は ちぢめられるけど、 水(みず) は ちぢめられません。


みず の せいしつ 編集

水(みず) の はかりかた
 
リットルと、立方(りっぽう)センチメートルとの、かんけい。

水(みず) や 、サラダ油(サラダあぶら)のような、液体(えきたい)の大きさをはかるたんい(単位)として、リットルというたんい(単位)があります。 1リットルは体積(たいせき)の単位(たんい)です。 1辺が10センチメートルの立方体の体積とおなじです。つまり、1リットルは、1000立方センチメートルです。

( 1000立方センチメートル = 10センチメートル ×10センチメートル ×10センチメートル  )

水(みず) の たいせき を はかるとき には、 リットル の、 たんい を つかいます。

リットルは、記号(きごう) で、 L と かきます。 たとえば、 2L は、 2リットル の ことです。


1リットル の 水 の おもさ は、1000グラム に なります。 おもさ の たんい を、 キログラム に すれば、 水 が 1リットル の とき の おもさは 1キログラム です。(1000グラムは1キログラムです。 1000g = 1kg です。)

油(あぶら) などの、水でない  えきたい だと、 1リットル の おもさ は、 ちがう おもさ に なります。

1リットルだと、はかりたいものにたいして、大きすぎる 場合(ばあい) が あるので、 そのばあい、 デシリットル という たんい を つかいます。

デシリットル は、記号(きごう) で、 dL と かきます。

1リットル10デシリットルです。

記号(きごう) を つかって かくと

10dL = 1L

です。


上(うえ) の 学年(がくねん) では、 ビーカー や フラスコ という いれもの を つかう ばあい が あります。 ビーカー とは、 また、 フラスコ とは、 理科 の じっけんで、 えきたい を はかるため の いれもの です。

この ビーカー や フラスコ には、 えきたい の たいせき を、わかりやすく するため 、 めもり(目盛り) が かかれている ばあい が あります。


水(みず)の、せいしつ

水(みず)を いれた ピストン を おしても、 水 は ちぢみません。 


水は、食塩(しょくえん)や、砂糖(さとう)などを、とかせます。食塩というのは、「しお」のことです。なめると、しょっぱい、「しお」のことを、理科(りか)では食塩(しょくえん)といいます。

さとう とは、 なめると、 あまい あじ の する、 あの 「さとう」 の こと です。

「水に、とける」というのは、食塩を水に入れて、かきまぜると、目に見えなくなります。

ものによっては、水にとけない物(もの) も あります。 水 に 木(き)の枝(えだ) や はっぱ を いれても、 枝(えだ) も はっぱ も 、水(みず)に とけません。

  • すいようえき
 
水(みず)に、食塩(しょくえん)をとかして、食塩水(しょくえんすい)を作っているときの、ようす。

じっけんは、むりして、じっけんしなくてもいいです。

このように ものがとけた 水(みず)の こと を、 水ようえき(すいようえき) と いいます。

しお が とけた 水(みず) は、しお の 水ようえき です。 

さとう が とけた水 は、 さとう の 水よう液 です。

ともかく、水は、しおや、さとうなどをとかせます。

食塩(しょくえん)がとけた水(みず)のことを、食塩水しょくえんすい)といいます。

海(うみ)の水(みず) が、 しょっぱいのは、 海の水の中に、 食塩が、 とけて いるから です。 なお、海の水のことを 海水(かいすい)と、 いいます。


水に、 ものをとかしたら、 その もの を とかした おもさ の ぶん だけ、 水よう液(すいようえき) は、おもく なります。

たとえば、 500グラム の、 まだ なにも とかしていない 水 に、 これから 20グラム の 塩(しお) を、とかした と しましょう。 すると、 食塩水(しょくえんすい) の おもさ は、 ぜんぶ で 520グラム に なります。

水に、 もの を とかしても、 水よう液 の、 体積(たいせき) は、 かわりません。


水(みず) は、しおや、さとうなどを、とかせる量(りょう)に、かぎりがあります。

みず の たいせき を かえないで 食塩(しょくえん) を いれ つづけると 、 さいご には 、 とけなく なります。

水(みず)に、 もの が とけなく なったこと を、 「水が、ほうわした。」 と いうふうにいいます。


水よう液は、とうめい(透明、・・・すきとおっている、ということ。)です。

水よう液は、時間(じかん) が たっても、 水よう液 は とうめい の まま です。


水 に とかせる物のおもさは、 水 の たいせき が おおい ほど、 とかせる おもさ も おおく なります。

水 の たいせき を、 2ばい(2倍) に すれば、 とける 食塩 の おもさ も、2ばい に なります。


とかされる 物 の しゅるい によって、 水 の 体せき が おなじ でも、 とける 物の おもさ は、 かわります。

たとえば、20℃の水が、なにもとかしていない水だとして、たいせきが1デシリットル、つまり おもさ は 100g(= 100グラム)の みず が あったとします。 この 100g の 水 に、砂糖(さとう) は 200gくらいまで、とけます。

おなじ体せき 10デシリットル の みず で、おんど が 20℃の、まだ、なにもとかしていない水 100g には、 塩は、これから37gくらいまで、とけます。


このように、 おなじ たいせき の みずでも 、しお と さとう では 、とかせる おもさ が ちがいます 。


  • こおり
 
こおりと、こおりをもっている人の手。
こおりをもつと、とてもつめたいので、マネしないでくださいね。

じっけんは、むりして、じっけんしなくてもいいです。

冬(ふゆ)の、さむい日に、水は、どうなるでしょうか。水は温度(おんど)が 0度(ゼロど) に なると、こおり に なります。


冬になると、水が こおる こと が あるのは、このような、げんしょう です。


マイナスの温度(おんど)のこおりを、あたためていくと、ゼロ度(ゼロど)になったときに、こおりは、水にもどります。


 
雪(ゆき)の、ふったあと。

雪(ゆき)がふった日の、つぎの日があったい日だと、雪がとけるのは、気温が0度よりも温度が高くなって、雪がとけて水になったからです。 雪(ゆき)も、こおりです。

水が、こおりはじめてから、ぜんぶ、こおって、こおりになるまでの温度は、ゼロ度のままです。

かんぜんにこおったこおりは、マイナスの温度です。

気温(きおん) 編集

気温の、はかり方 編集

 
温度計(おんどけい)。
この しゃしん の ばあい、うえ の ぎんいろ の ぶぶん の よう に、ほそく なってる ところ が 「えきだめ」 です。

気温(きおん) とは、空気(くうき)の温度(おんど)のことです。気温(きおん)をはかるには 温度計(おんどけい) をつかいます。

じつは、地面(じめん)からの距離(きょり)によって、温度はかわります。だから、気温をはかるときは、高さ(たかさ)をきめるひつようが、あります。高さは、だいたい、高さは1.2m(メートル)から1.5m(メートル)くらいの高さが、気温をはかるときの高さです。

こうやって、高さをきめておかないと、もしも、ほかの人が、はかったときの温度と、くらべることができなくなって、こまります。


いっぱんに、地面にちかい場所は、太陽からの光によって、あたためられているので、地面に近づくほど、温度が高いです。

「1.2m(メートル)から1.5m(メートル)の、30cmの高さのちがいで、気温はちがわないの?」と、思うかもしれませんが、小学生は、気にしないで、大丈夫です。


温度をかえるものは、直しゃ日光(ちょくしゃ にっこう)が、あたっているか、あたっていないかでも、温度は、かわります。なので、気温をはかる場合は、どちらかにきめるひつようがありますね。

理科では、気温をはかるときは、「ひかげ」(日陰)ではかる、つまり、直しゃ日光が当たらない場所ではかる、というふうに決めています。

さらに、おなじ日かげでも、ドアやまど(窓)をしめた部屋(へや)の中のように、そとからの風(かぜ)がふかないところと、ドアや窓をあけた部屋とでは、温度はちがいますよね。風通しの少ない場所では、温度は、変化しやすくなります。いっぽう、風通しのよいところは、まわりの平均的(へいきんてき)な気温に、ちかくなります。

だから、外からの風がふく、風通し(かぜとおし)のよい場所で、気温をはかると、理科では、きめています。

気温のはかりかたを、つぎの文(ぶん)に、まとめます。

気温の、はかりかたの、きまり
  • 風通し(かぜとおし)の良い場所で、気温を、はかる。
  • 地面からの高さは、1.2m(メートル)から1.5mの高さで、気温をはかる。
  • 直しゃ日光(ちょくしゃにっこう)の当たらない、日かげで、気温をはかる。

です。

そのほか、気温にかぎらず、温度計をつかうときの、はかりかたとして、

  • 温度計に、息(いき)を、ふきかけてはいけません。
  • 液だめ(「えきだめ」、・・・温度計の下のほうにある、赤い、ふくらんだ部分です。)、液だめに、さわっては、いけません。液だめに、息をふきかけても、いけません。

じしゃく 編集

 
じしゃく

じしゃくとは、鉄(てつ)にくっつくという、ふしぎな道具(どうぐ)です。

では、じしゃく に ついて まなびましょう。

み の まわり に ある いろいろ な もの に じしゃく を ちかづけ、どのような もの が くっついたか しらべてみましょう。

じしゃく は、 てつ)で できている もの を ひきつける 力(ちから) が あります。

たとえば鉄(てつ)で できた あきかん や クリップ です。

また、アルミニウム など の 鉄いがい の 金ぞく や プラスチック など 金属でない もの は、じしゃく を ひきつけません。

また、テレビやビデオテープ、パソコンなどの 電気せいひん(でんきせいひん、電気製品) や テレホンカードや ぎんこうつうちょう(銀行通帳)、きっぷ、IC(アイシー)カードの ような お金(おかね)の 役わり(やくわり) をするものに じしゃく を ちかづけると、つかえなくなってしまいますので、ぜったいにやめましょう。お金そのもの に ちかづける のは だいじょうぶ です。

  • さてつ
 
さてつ
 
さてつ

すな場(すなば)や 学校(がっこう)の運動場(うんどうじょう)のすなの中(なか)とか、海(うみ)の砂浜(すなはま)には、「さてつ」とよぶ、じしゃくに引きつけられる 黒い こな が あります。

さてつ あつめ を してみましょう。

ポリエチレン(ビニル)の ふくろ の 中 に、じしゃく を 入れて(いれて)、すな に ちかづけるだけです。

こうして あつめた さてつ を もってかえりたい とき は、さてつのついた じしゃく入り の ふくろ を、ようき に もっていき、 じしゃく を さてつ に ふれないよう に 注意(ちゅうい)して とりだしましょう。

すると ふくろ から ようき に さてつ が おちます。

じしゃく の きょく 編集

じしゃく には、「Nきょく」(エヌきょく) と 「Sきょく」(エスきょく) が あります 。

Nきょく は、あかい ところ です。

Sきょく は、あおい ところです。もしくは、Sきょく は みどり だったり、いろ が ついていない のも あります。

じしゃくは、Nきょく と Sきょく のところ(はしのところ)のほうが、よく じしゃくを ひきつける 力(ちから)が あるのです。

じしゃくを2つ 用意(ようい) しましょう。おもしろい発見(はっけん)が できます。

1つのじしゃくを、もう1つのじしゃくに ちかづけましょう。 くっついたり、にげようとしたりします。

これには、ひみつがあります。

おなじ きょく どうし だと、しりぞけあうのです。ちがうきょく どうし だと、ひきあう のです。

鉄 と じしゃく の関係 編集

鉄(てつ)は、じしゃく に なります。じしゃくのはしで、ゼムクリップやくぎを、同じほうこうに、2かい または 3かい ぐらい こすります。 そして、その鉄(てつ)を、べつの鉄(てつ)にくっつけてみましょう。

鉄(てつ)は、じしゃくになるのですね。みなさんもためしてみましょう。

ほうい じしゃく 編集

 
方位(ほうい)じしゃく

ぼうのようにほそながい、ふつうのぼうじしゃく(棒磁石)を、水にうかばせた、はっぽうスチロール(発泡スチロール)の上(うえ)に、ぼうじしゃくをのせることで、じしゃくのNきょくは、きたのほうがくを、さししめします。

これをりようして、ほうがくをしることができます。

これをりようした物(もの)が、ほういじしゃく(方位磁石)です。「ほういじしん(方位磁針)」ということもあります。

「ほういじしゃく」という、ほうがくをさししめす、じしゃくがあります。これがじしゃくであることをたしかめるには、ぼうじしゃくをちかづけると、ほういじしゃくの「はり」がうごくので、たしかめられます。ほういじしゃくは、赤いろの「はり」が北(きた)のほうがくを、さししめします。ほういじしゃくに書かれた「N」いう文字は、英語(えいご)の北(きた)をあらわすNORTH(ノース)の頭文字(かしらもじ、・・・さいしょの文字)です。ちなみに、Wが西(にし)で、Eが東(ひがし)で、Sが南(みなみ)です。NとかWとかEとかSは、英語が由来(ゆらい)です。

英語では東西南北(とうざいなんぼく)の方角は、EAST「イースト」で東(ひがし)、  WEST「ウェスト」で西(にし)、 SOUTH「サウス」で南(みなみ)、NORTH「ノース」で北(きた)、です。英語は、小学一年では、おぼえなくてもいいです。ここでしょうかいした英語(えいご)は、方位磁石(ほういじしゃく)をつかうときの、さんこうにしてください。