2年次の1次関数で学習したのと同様に、共有点の座標を求めるには連立方程式を解けばよい。
(1)
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を解く。上のyを下に代入すると
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となり2次方程式に帰着することができ、 と求められる。yは元の式を見れば9と書いてある。
(2)
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を解く。上のyを下に代入する。
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因数分解し でx = 0,1となる。yはx=0の時0、x=1の時1である。
(3)
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を解く。上のyを下に代入する。
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全体を の係数で割る。
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因数分解し で となる。yはx=0の時0、 の時 である。
(4)
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を解く。上のyを下に代入する。
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全体を の係数で割る。
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これは因数分解が困難な形であるので解の公式を用いて解く。
復習までに、解の公式は以下であった。(ただし、aは0ではないものとする。)
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a=1,b=10,c=-6を代入して計算する。
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ということが分かったので、yに代入する。
の時、
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の時、
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となりxとyが求まった。