「中学数学1年 正負の数」の版間の差分

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;項(こう)
:加法でつながった式の、加え合わされている数のひとつ一つを 項(こう、英:term ターム) という。例えば加法の式、 <math>6 + 12 + 6+12+(-&#xFF0D;54)</math> という式では、項は <math>+6</math>+6<math>+12</math>+12<math>-&#xFF0D;54</math> の 3つ である。通常は、この式の加法を表す<math>+</math>を省略し、項のみを(符号付きで)並べることで、<math>6+12-6+12&#xFF0D;54</math> と書き表す。項には'''正の項'''(せいのこう)と'''負の項'''(ふのこう)がある。例えば先程の例、<math>6+12-6+12&#xFF0D;54</math> という式では、正の項は 6 と 12 の 2項、負の項は <math>-&#xFF0D;54</math> の 1項である。
:式で、<math>3-7</math>3-7 と書かれた場合、3から <math>+</math>7+7を引いた減法の差 すなわち <math>+7</math>+7と比べて値 3はどれだけ大きな値か、を求める比較 <math>3-3-(+7+7)</math> と考えることもできるし、3に(<math>-&#xFF0D;7</math>) を加えた加法の和 すなわち値 3から7だけ減少した、変化の結果を求める計算 3<math>+</math>3+(<math>-&#xFF0D;7</math>) と考えることもできるので、この式が使われた状況に従ってどちらで読んでも構わない。つまり、式 <math>3-7</math>3-7 だけからは、加法か減法かの見分けはつかないが、計算の結果はいずれの場合も <math>-&#xFF0D;4</math> であるから、運用上は特に問題にならない。
 
== 正負の数の符号と絶対値 ==