「高等学校数学I/図形と計量」の版間の差分

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たとえば、2つの直角三角形において、直角以外のある1つの角の大きさが等しいとき、その2つの三角形は相似であるといえる。このとき、相似な2つの三角形の角の大きさはそれぞれ等しい。また3辺それぞれの長さは定まらないが、3辺の長さの比は等しくなる。これらのことから、直角以外の角度は辺の長さの比によって特徴づけられるといえる。
 
実際に考えてみよう。ある直角三角形において、その角のうち直角でない角の1つの大きさを、<math>r</math> として、相対する辺の長さを<math>a</math>とする。更に、最も長い辺、つまり直角三角形の斜辺の長さを<math>c</math>とし、それ以外の辺の長さを<math>b</math>とする。
[[画像:Right triangle to define sine or cosine.png|thumb|r,a,b,cの定義]]
(ピタゴラスの定理(「三平方の定理」とも言う)から、<math>a^2 +b^2 = c^2</math>が成り立つことに注意せよ。)