「Wikijunior:環境の問題とヒトの進化/四大公害病」の版間の差分

 

四日市喘息というのは、三重県の{{ruby|四日市|よっかいち}}市<!-- 四日市市という市町村名であり間違いではない -->というところで起こりました。この病気は、石油化学コンビナート (工場のたくさんあるところ) の工場から出る排気 (煙) に入っている、[[w:二酸化硫黄|亜硫酸ガス]]を吸うと[[w:喘息|喘息]]のような症状が出るという病気です。工場の近隣住民はこの喘息にとても苦しまされました。<ref>[https://kids.yahoo.co.jp/study/integrated/environment/env011.html]</ref>

 

===イタイイタイ病===

これは、唯一高度経済成長期から大きく前の時期ではない時に発生した病です。富山県の[[w:神通川|神通川]]の沿岸で、妊娠したことのある女性を中心に感染しました。症状としては、骨がぼろぼろになって、少し動いたり、くしゃみをしたりするだけで骨が折れてしまいます。原因物質は、[[w:神岡鉱山|神岡鉱山]]から出された、「[[w:カドミウム|カドミウム]]」でした。この病気が国に認められたのは高度経済成長期の後でした。<ref>[https://kids.yahoo.co.jp/study/integrated/environment/env010.html]</ref>