「中学受験社会/公民/世界の国々とのかかわり」の版間の差分
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=== 国際連合の仕組み ===
==== 国連のおもな機関 ====
国際連合には、おもな機関として、つぎのような機関があ
* 総会
* 安全保障理事会
[[File:Barack Obama chairs a United Nations Security Council meeting.jpg|thumbnail|250px|安全保障理事会
▲:全ての加盟国から代表者が集まる会議で、毎年1回、9月に、ひらかれる。この毎年9月の国連の総会を 通常総会(つうじょうそうかい) という。
▲:総会での議題についての投票は、各加盟国が平等に1国1票の投票権を持ち、議決は出席国の過半数の賛成の多数決で成立するのが原則である。(重大な問題では3分の2以上の賛成が必要な場合もある。)
▲:通常総会とは別に、重大問題がおきたときには、特別総会(とくべつそうかい)が ひらかれる。さらに緊急性の高い重大時には緊急特別総会(きんきゅう とくべつそうかい)がひらかれる。
▲[[File:Barack Obama chairs a United Nations Security Council meeting.jpg|thumbnail|250px|安全保障理事会(あんぜんほしょう りじかい)]]
▲戦争や紛争が起きると、国連では、'''安全保障理事会'''(あんぜんほしょう りじかい)が中心になって、話し合いなどの解決の場を用意して乗り出します。
▲安全保障理事会は、つぎの5カ国の常任理事国と、2年で交代する10カ国の非常任理事国とを合わせた15カ国の理事国からなる。
▲'''常任理事国'''は'''アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・ 中華人民共和国''' の5カ国で、この五カ国は 五大国 と言われる。
通常の問題については、15カ国のうち9カ国以上の賛成で決められ
▲安全保障理事会の非常任理事国は総会で選ばれます。常任理事国の機関は「常任」という名のとおり、無期限(むきげん)である。
▲通常の問題については、15カ国のうち9カ国以上の賛成で決められる。しかし、重要な問題については常任理事国 の5大国全部の賛成がないと決定できない仕組みである。したがって、重要な問題では、常任理事国のうち1カ国でも反対すると決定できない。
{{コラム|その他の理事会|
安全保障理事会のほかにも、専門の理事会がいくつかあ
* 経済社会理事会
経済社会理事会では、世界の人々の生活や経済などの問題について広くあつかい、解決を目的とした機関で、国連のほかの多くの専門機関と連携しながら解決にあたっている。経済・社会・文化・教育・保健などについて、あつかう。
* 信託統治理事会
▲信託統治理事会の仕事は、ある特殊な地域の支援であり、その地域は独立を目指しているが、まだ十分な独立のための能力が足りない地域に対して、指導(しどう)・監督(かんとく)などを行う。
▲1994年に独立したパラオが最後の信託統治地域であり、パラオの独立により信託統治地域は無くなった。そして信託統治理事会は役割を終え、現在は活動は停止している。
}}
* 国際司法裁判所
▲国と国のあいだで、争いがおきたときに、公平な解決のための裁判をおこなう機関。オランダのハーグにある。15名の裁判官で構成される。裁判官は加盟国から選ばれる。
* 事務局
[[ファイル:António_Guterres_meeting_with_Iranian_Interior_Minister_01.jpg|thumbnail|200px|アントニオ・グテーレス]]
国際連合のいろいろな事務を行って
==== 専門機関 ====
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