「高等学校日本史B/占領と改革」の版間の差分

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1946年4月、戦後初の衆議院総選挙が実施され、日本自由党が第一党となった。第二党は日本進歩党となった。しかし、衆議院第一党の日本自由党総裁の鳩山一郎は公職追放されていたため組閣できず、5月、外交官出身の日本自由党議員の'''吉田茂'''(よしだ しげる)が新総裁に就任し、第二党の日本進歩党の協力を得て第一次吉田茂内閣を組織した。なお、この総選挙では、日本史上初の女性議員が39人当選している。
 
== 日本国憲法の制定民主的改革 ==
=== 日本国憲法の制定 ===
1945年後半、GHQは幣原内閣に憲法改正を指示した。日本政府は「憲法の自由主義化」のもとで憲法調査会を設置し、憲法草案を作らせたが、それは依然として保守的(=GHQからすれば「全然反省していない」という風に見えるということ)なものであったため、GHQが独自の改正案を作成した。
 
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:※ 新憲法の内容については、読者が中学で習ったとおりなので、wikibooks本ページでの説明は省略する。
 
=== 民法と刑法 ===
刑法では、大逆罪や不敬罪や姦通罪(かんつうざい)が廃止された。
 
:大逆罪(たいぎゃくざい)というのは、天皇に暴力を加えたり、殺害などをしようとしたら、処刑すること。
:不敬罪(ふけいざい)というのは、天皇を侮辱したりしたら、処罰すること。
:姦通罪(かんつうざい)とは、婚姻している夫婦で、妻が夫以外とセックスするなど浮気したら、処罰すること。
 
民法では、新憲法の男女同権の趣旨にしたがって、父親や長男中心の戸主制度や家督制度が無くなった。
 
== 未分類 ==