「D言語」の版間の差分
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→Hello World!: <syntaxhighlight lang="D" start=nnn line> |
→Hello World!: ln https://paiza.io/projects/_o3x1t3sxSWATer0QsDecA?language=c ; cleanup タグ: 2017年版ソースエディター |
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== Hello World! ==
まずは環境がちゃんと動くか試してみましょう。例として、[[w:ハローワールド|"Hello World!"という文字列を表示させる]]プログラムを作ってみることにします。テキストファイルを新しく作り、hello.dという名前にしたらテキストエディターで以下のように編集します。
;[https://paiza.io/projects/_o3x1t3sxSWATer0QsDecA?language=c hello.d]:<syntaxhighlight lang="D" line>
;hello.d▼
<syntaxhighlight lang="D" line>▼
import std.stdio;
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さぁ、これを動かしてみましょう。
</syntaxhighlight>
動きましたか?
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C言語を知っている読者には馴染みの深い見た目ではあると思うが、初心者向けにコードを一行ずつ解説していくことにしましょう。
:<syntaxhighlight lang="D" start=1 line>
import std.stdio;
</syntaxhighlight>
:C言語のコード冒頭によくある<code>#include <stdio.h></code>に相当する部分ですが、しかしD言語では仕様の細部が違い、D言語にはプリプロセッサーはありません。このコードの意味は「<code>std</code>という
:さらに意味のわからない単語が出てきましたね。一つずつ解説していきましょう。
:std という
:stdio.d にどのような内容が書かれているのか気になる方は、直接覗いてみるのも良いでしょうが、[https://dlang.org/phobos/std_stdio.html ここ]に定義の一覧が載っていますので、こちらを見るほうが良いでしょう。
:「モジュール」という言葉について。D言語では「ソースコードが書かれた一つのファイル」のことを指します。
:「インポート」とは、そのモジュール(この場合は<code>std.stdio</code>)に書かれているシンボルの定義全て(シンボル表)を今のモジュール(この場合は<code>hello.d</code>)から使えるようにする、という意味です。5行目に "writeln" というのがありますね。"writeln" は <code>std.stdio</code> で定義されているのです。
:<syntaxhighlight lang="D" start=3 line>
void main()
</syntaxhighlight>
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:D言語のプログラムのエントリーポイントは必ず main 関数です。D言語ではC言語と同じように、地の文に直接処理を書き込むことはできません。しかしそうするとプログラムの実行を指定できないため、プログラムが起動されるときは main 関数を呼ぶ、と決まっているのです。
:<syntaxhighlight lang="D" start=4 line>
{
</syntaxhighlight>
:D言語では、<code>{ }</code> で囲まれた文のことを「ブロック
:<syntaxhighlight lang="D" start=5 line>
writeln("Hello World!");
</syntaxhighlight>
100 ⟶ 101行目:
: <code>;</code> は、必ず文末につけなければなりません。
:<syntaxhighlight lang="D" start=6 line>
}
</syntaxhighlight>
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