「ドイツ語/アルファベットと発音」の版間の差分

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エスツェット (ß) は名のとおりエス (s) とツェット (z) の合字である。エスツェットは語頭に立たず大文字を持たなかったが、2017年からは ẞ が正式な大文字に採用され、すべての文字を大文字表記する際などに用いられる。タイプライターなどでエスツェットがない場合は、エスを二つ並べた ss を書くことで代用する。またスイスではエスツェットを用いず ss と綴る。
 
かつては独特のドイツ文字(フラクトゥール)が使われたが、20世紀に入りラテン文字(英語などで使われるアルファベットと同一)が使われるようになった。しかし現代でも、古い書物の復刻などでは、ドイツ文字の使われる書籍がある。ドイツ文字では 𝔰ſ ((Lang-s、語尾に用いる)頭・語中のs)ſ𝔰 (Schluss-s、尾以外)末のs)とを使い分けし、またエスツェットのほかにも合字([[:en:c:Fraktur#Ligatures]]参照)がある。
 
=== 母音 ===