「高校生活ガイド/通信制」の版間の差分

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そして、'''科目ごとに決められた時間数だけスクーリングに参加しなければなりません'''。スクーリングでは小中学校や全日制・定時制のような一斉授業はありません。例えば「国語総合」の授業ならば「国語総合」のレポートをしたり、返されたレポートについての質問をしたりすることが大半です。あるいは、「国語総合」の教科書や学習書を黙読します。学校によっては補助テキストや問題集を購入させることもあり、スクーリングの間にこれを解いてもかまいません。とにかく、スクーリング中はその科目の自習をするものだと思ってくれてもかまいません。
 
スクーリングに所定の回数参加し、レポートも期限内に全て提出したら期末試験を受けられます。これに合格すれば、単位を認定されます。なお、期末試験のみが不合格になっても救済措置が多いため、試験が受けられる状態ならば何とかなることが多いのが実情です。また、災害などで試験が中止になる場合もあり、その場合は試験無しで合格ということもあります(ただし、追加レポートの提出を求められることもあります)。
 
==== NHK高校講座の利用 ====
ほとんどの通信制高校では、生徒への配慮の一環<ref>例えば、対人恐怖症で人前に出られない・高齢で登校が難しいなど</ref>として'''スクーリングの代わりにNHK高校講座の視聴が認められる場合があります'''。この場合、一定回数(1~3回)の視聴と内容のまとめレポートの記述をもって一回のスクーリングとして認定されます。ただし、ス'''クーリングのすべてをNHK高校講座視聴で置き換えることもできません'''。大体において'''スクーリングの三分の一から半分までが置き換え可能'''とされています(この辺りは学校ごとに異なります)。
 
=== 学習内容 ===