「高等学校美術I」の版間の差分

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さて、美術史やコンテンツ産業の歴史において、メルクマールは一つの目印(めじるし)であり、起源ではありません
 
たとえば、明治時代以降に日本でマンガを始めたのは、けっして手塚が最初ではありません。『のらくろ』の田河水泡(たがわ すいほう)とか、手塚以前の時代の漫画家は、多くいます。
 
ゲーム機でも、1980年代のファミコンの発売と普及がよく紹介されるので(この例ではメルクマールはファミコンである)、ファミコンが家庭用ゲーム機の元祖だと考える人が多くいますが、しかし世界初の家庭用ゲーム機は欧米産のオデッセイですし、日本初の家庭用ゲーム機はエポック社のテレビテニスです。
美術史でも同様で、室町時代に水墨画を広めた雪舟(せっしゅう)は、べつに水墨画の日本での最初の人ではないですよね。
 
異分野だと、数学の古代ギリシアのユークリッド幾何学も、ユークリッドは別にあの分野の定理ぜんぶの発見者ではなく、その時代に知られていた過去の定理を文献として分かりやすく整理した、数学者です。なので、『タレスの定理』とか『ピタゴラスの定理』(日本でいう『三平方の定理』のこと)とかはよく言われても、『ユークリッドの定理』というのは幾何学では少ないわけです。(整数論で、『ユークリッドの互除法』(ごじょほう)というのはありますね)。
 
戦後(第二次大戦後)日本での「新自由主義」による金融規制緩和や公共機関の民営化の歴史はいつからになるでしょうか。この新自由主義は、日本で2002年ごろの小泉政権が主張していたのが『劇場型政治』ブームでお茶の間にも普及したので、新自由主義の元祖は小泉政権だと考えられることも多いようです。
 
ですが、金融の規制緩和はすでに1990年代の橋本政権から積極的に行われています(金融ビッグバン など)。また、国鉄の民営化などは1980年代の中曽根政権からすでに行われました(国鉄・電電公社・専売公社の民営化)。
 
:小説や物語などの文芸では、「すべての物語の典型的パターンはもう、古代のキリスト教の聖書で、原型が存在している」とすら、言われています。(たとえば評論家の岡田斗司夫氏が、そういう言説があると彼の著作『オタク文化論』などで紹介していた。)
:絵柄の起源という主張も同様です。
:絵柄の起源なんて言い出したら、ラスコー壁画とかアルタミラ壁画とかのような古代の絵画がもう、万物の絵柄の起源になってしまいます。あるいは、古代エジプトか何かの壁画とかかもしれません。
 
:遅くとも、中世や近世までに、いろんな絵柄の原型となりそうな、大部分のパターンが出尽くしています。
:例外は、近代の科学技術によって発明された機械が必要な、写真や映画、
:あるいはアニメーションやコンピュータグラフィックのように、近代の工業機械が必要な分野の技法だけです。(※ 絵の具や顔料・染料なども工業製品ではあるが、しかし近代以降に特有ではないので、除外する)
 
:なので、絵画の画風などの歴史の研究では、流行がどう「変遷」(へんせん)していったか、などの研究、論評が重要になると思います。
 
表現の自由の議論などとも関わりのある表現規制の話をするなら、たとえば、90年代前半に「暴力シーンが教育に悪い。犯罪を増やしてる!」などと評論などで批判され始めた映像ジャンルは、漫画やアニメなども含まれますが、しかし主にはホラー映画などの、ホラー作品でした(洋画『13日の金曜日』(いわゆるジェイソン)とか『エルム街の悪夢』(いわゆるフレディ)とかです)。当時の時事評論マンガ『ゴーマニズム宣言』(小林よしのり 作)で、90年代前半の当時ホラー映画などに規制の動きがあったことが、作者小林によって批判されています。
==日本の小学校、中学校、高等学校における一般的な美術教育の傾向について。==
===漫画、アニメーション、芸術、学校美術科と進路===
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