「中学校社会 歴史/世界恐慌と各国の対応」の版間の差分

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昭和の前期は軍部の独善的軍事行動に歯止めがかからず、また長引く経済不況に悩まされ各地では労働争議がおこり、社会主義運動に共鳴する動きなどもあった。
 
当時の軍部は社会不安から国民にも支持される形で1931年に満州事変<ref>当時満州では排中戦争運動が激しく権益防衛のため軍部が独断で引き起こした</ref>、を戦う。
 
1937年に盧溝橋事件(何者かによる日本軍銃撃事件)が発生し日中戦争が起こる。日本は中国の都市の大部分を占領したが<ref>日本軍が中国の首都南京を占領した際に市民に多数の死者を出した。(南京事件)この事件については資料の上で疑問点もあり今日でも論争が続いている。</ref>中国はゲリラ戦などを駆使し激しく抵抗。米英からの対中援助もあって戦争は長期化する。
 
以前から日本を敵視していた米英からは反発を買った。
 
日本は長期戦打開のためにフランス政府との合意の上仏領インドシナ(ベトナム)に進駐するが逆に米英から石油禁輸などの強硬な経済制裁を受け日米間の関係悪化は決定的になっていった。
1941年に太平洋戦争(大東亜戦争)が勃発するが、当初は勝ち戦にみえたが翌年1942年のミッドウェー海戦で形勢が逆転。国民は連日の空爆と物資の不足に悩まされる。
 
その最中日本はアメリカと交渉を行い石油禁輸解除を求めるも逆に強行案を提出され対米開戦を決意。
 
1941年に太平洋戦争(大東亜戦争)<ref>戦後「大東亜戦争」の使用が禁止されたため「太平洋戦争」の名称が一般的になった。</ref>が勃発するが、当初は勝ち戦にみえたが翌年1942年のミッドウェー海戦で形勢が逆転。国民は連日の空爆と物資の不足に悩まされる。
 
1945年、東京・大阪等の主要都市が空爆で焼け野原となり、沖縄の失陥、広島・長崎の原子爆弾投下で完全に敗戦色濃厚となったが軍は特攻を試みたり本土決戦を想定したがあまり上手くはいかなかった。敗戦時は国民はそのほとんどが苦しい生活であった。