音声ファイルで聴くクラシック音楽入門/作曲家の一覧

#目次

クラシック音楽の作曲家の一覧 編集

この教材で採り上げた作曲家たち、並びに著作権が切れていないために採り上げられなかったおもな作曲家たちをソータブルな表にまとめました。

  は、著作権が切れていないことを示します(最終更新時=2024年1月1日現在)。
  は、没後70年が満了していることを示します。
  は、一部の作品に著作権保護が残っていて注意を要することを示します。
  は、没後100年を過ぎて、著作権が完全に切れていることを示します。
  は、Wikimedia Commons へのリンクを示します。
生年 没年 没した国 肖像 日本語表記 英語表記   楽派 コメント
  1910 1998  イタリア ジャゾット Giazotto イタリアのバロック音楽の研究者。
アルビノーニの曲を編曲したといって発表した
アルビノーニのアダージョ』の実際の作曲者 ⇒検索
  1918 1990  アメリカ   バーンスタイン Bernstein Bern. (近現代) 20世紀アメリカを代表する指揮者、作曲家・ピアノ奏者。
作曲家としての代表作は『ウエスト・サイド物語』等[1]
  1904 1987  ソビエト[2] カバレフスキー Kabalevsky Kab. (近現代) 道化師』のギャロップが日本で有名 ⇒検索
  1895 1982  西ドイツ[3]   オルフ Orff Orff (近現代) カルミナ・ブラーナ』で知られる ⇒検索
  1903 1978  ソビエト[2]   ハチャトゥリアン Khachaturian Kha. (近現代) 剣の舞』などで有名なアルメニア人作曲家
  1906 1975  ソビエト[2]   ショスタコーヴィチ Shostakovich Sho. (近現代) 交響曲第5番』などで知られる
20世紀の代表的な作曲家の一人
  1925 1973  ソビエト[2] ヴァヴィロフ Vavilov リュート奏者・作曲家。
ルネサンスやバロックの作曲家の偽作を発表し、
カッチーニのアヴェ・マリア』の実際の作曲者として知られる
  1882 1971  アメリカ[4]   ストラヴィンスキー Stravinsky Stra. (近現代) 火の鳥』『春の祭典』などで知られる
20世紀の代表的な作曲家の一人
  1895 1963  西ドイツ[3]   ヒンデミット Hindemith Hin. (近現代) 後期ロマン派を脱し、新即物主義音楽を推進したドイツの作曲家。歌劇『画家マティス』など。
  1899 1963  フランス[5]   プーランク Poulenc Poul. (近現代) フランス六人組」の一人で、新古典主義音楽の作曲家
  1875 1962  アメリカ[6]   クライスラー Kreisler Krei. (近現代) 愛の喜び』などで知られる、オーストリア出身の作曲家
  1875 1959  イギリス ケテルビー Ketèlbey Ket. (近現代) ペルシャの市場にて』などで知られる
イングランドの作曲家・指揮者・ピアニスト
  1865 1957  
フィンランド[7]
  シベリウス Sibelius Sib. (近現代) 交響詩『フィンランディア』などで知られる
フィンランドの国民的作曲家
  1891 1953  ソビエト[2]   プロコフィエフ Prokofiev Prok. (近現代) 20世紀の代表的な作曲家の一人、ピアニスト。
  1874 1951  アメリカ   シェーンベルク Schoenberg Scho. (近現代) オーストリア出身のアメリカの作曲家。
第二次ウィーン学派を形成、十二音技法を創造して、
20世紀の芸術音楽に多大な影響を与えた。


| | | style="font-size:9pt;"| style="font-size:9pt;"|() | style="font-size:9pt;"|

-->

作曲家別・楽曲の外部検索 編集

  YouTubeから音源を探しましょう。
ここでは、著作権保護期間が満了していないか、満了してまもなく、ウィキメディア・コモンズに音声ファイルなどがない作曲家などを採り上げます。

ジャゾット 編集

レモ・ジャゾットは、有名な『アルビノーニのアダージョ』の実際の作曲者と考えられています。

 Giazotto Giazotto Adagio Giazotto Adagio for strings Albinoni Adagio

バーンスタイン 編集

カバレフスキー 編集

ドミトリー・カバレフスキーといえば、日本では『道化師』のギャロップが有名です。

 Kabalevsky kabalevsky the comedians' galop

オルフ 編集

カール・オルフは、『カルミナ・ブラーナ』が知られています。

 Orff Orff Carmina Burana

ハチャトゥリアン 編集

ショスタコーヴィチ 編集

ヴァヴィロフ 編集

ストラヴィンスキー 編集

ヒンデミット 編集

プーランク 編集

クライスラー 編集

ケテルビー 編集

シベリウス 編集

プロコフィエフ 編集

シェーンベルク 編集

リヒャルト・シュトラウス 編集

脚注 編集

  1. ^ バーンスタインとは - コトバンク
  2. ^ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 ソビエト連邦はサンフランシスコ講和条約を批准していないため、日本との間に戦時加算はありません。
  3. ^ 3.0 3.1 西ドイツ(現ドイツ)では、1965年に著作権保護期間が50年から70年に延長されました [1]。戦時加算はありません。
  4. ^ ストラヴィンスキーはロシア生まれで、初期の作品はロシアで作曲しましたが、1934年にフランス市民権を得て、さらに1945年にはアメリカに帰化しています。第二次大戦後の晩年の作品には、戦時加算はありません。
  5. ^ プーランクの著作権は、日本国内では2013年末で没後50年でしたが、戦時加算10年余が加算されるため2023年5月下旬まで。米国では没後70年は2033年末まで。
  6. ^ クライスラーは、オーストリア゠ハンガリー帝国の出身ですが、1938年にオーストリアがナチスドイツに併合されると、フランス国籍を取得しますが、第二次大戦でフランスが占領される前に渡米し、1943年にアメリカ国籍を取得しました。したがって、1943年~1952年の分だけ戦時加算が保護期間に加算されます。
  7. ^ フィンランドは第二次大戦において枢軸国であったため、日本との間に戦時加算はありません。

目次 編集

関連項目 編集


関連記事 編集

 
ウィキメディア・コモンズに、クラシック音楽の作曲家に関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、作曲家別の作曲に関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、作曲家別のクラシック音楽の音声ファイルに関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、クラシック音楽の音声ファイルに関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、20世紀のクラシック音楽の音声ファイルに関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、クラシック音楽の動画ファイルに関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、楽団別のクラシック音楽の音声ファイルに関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、ベルリンフィルの音声ファイルに関連するマルチメディアがあります。
 
ウィキメディア・コモンズに、指揮者別のクラシック音楽の音声ファイルに関連するマルチメディアがあります。


外部リンク 編集