Wikibooks:解説を付した文章
解説を付した文章とは何か?
編集解説を付した文章は二つの要素を含みます。
- ウィキブックスと互換性のあるライセンスの下で利用できる、公表されたオリジナル原文、もしくは定着した物語・学術・文芸メディアのコピー。
- そのテキストを読み、理解し、教えるために学習の参考となる、様ざまな種類の注釈。説明のための注記・導入部・要約・問いと答え・図表・一覧・索引・参考文献・ウィキリンク・メディアなどが挙げられます。
解説を付した文章において注釈は、その本をより読みやすくするために原文と織り交ぜにされます。解説を付した文章のゴールは、特に正式な試験もしくは個人的な勉強に備えた教室環境において、そのソースメディアの読解を手助けすることです。なぜなら解説を付した文章は教材の一種であり、ウィキブックスの方針で含むとされてきたためです。これは大抵の原文が通常はウィキソースに属していることにかかわりません。
文書に加えて、物語メディアの形式にウィキブッキアンが注釈を付けることもあり得ます。例えば、映画、ビデオゲーム、音楽の曲やアルバムに注釈をつけることが可能です。このようなケースは、学術的であり良く書けている場合に、この方針の下で許可されます。
どの文章がどのプロジェクトに属しているかの見分け方に関するガイドラインは、ウィキソースのウィキソースかウィキブックスかの項目をご覧ください。この種の文章に対する絶対的なルールはありませんし、投稿者による妥当な決定が尊重されます。
注釈がない原文
編集時間とともに、沢山の原文がウィキブックスに投稿されてきました。解説を付した文章の一部としてこの原文を使う意向を表明して、少数の原文は実際に多少の注釈がなされました。しかし、これらの文章の大多数は殆んどあるいは全く注釈が書かれていません。注釈なしの原文はウィキソースに属しています。さらに言えば、主な目的が原文にあり授業や試験対策のためでなければ、注釈付きの文章がウィキソースに置かれることもあり得ます。
一般的に、意図と作業が誠実で、重要な原文をウィキブックスに加える投稿者は評価されます。これはたとえ注釈が書かれるまでにとても長い時間がかかったとしても当てはまります。とは言え、この文章はウィキブックスよりも現実にはウィキソースの方がふさわしいです。なので、この文章は次の基準に合致すれば削除の候補になります。
- その原文が同じフォーマットでウィキソースにもある。
- その原文が、今後の注釈と執筆への関心に対する必要性が明らかにある授業において、広く使われるテキストでない。
- 例えば、シェイクスピアの作品です。これは主要な授業のテキストかつ文化の象徴です。従って明らかな注釈の需要があり、ある時点で文章の執筆に関心を持つ人が明らかにいるでしょう。それ故に、このテキストの複製は、ウィキソースにもありますが、ウィキブックスに残してもよいでしょう。
- その原文に全く注釈がついていないか、注釈がわずかしかないので削除しても教材の損失にならない。
上の基準のすべてが満たされたとき、本は削除の候補になります。
解説を付した文章を作る
編集一般に、あなたの文書を利用しやすい部分(章など)に分け、各部分はタイトルページからページ名の付け方の基準を用いてリンクされなければなりません。もし大きな文章の注釈を始めたければ、最初からすぐに原文全体を載せる必要はありません。その代わりに、原文の冒頭の一部だけを複製し解説することによって始めてください。後の部分は注釈の内容を充実させてから後日に、ウィキブックスに書き足すことができます。この提案を実施することで、プロジェクトの最初から最後までの全段階で、原文と注釈の適度なバランスを保つことができます。
ウィキブックス・プロジェクトで文章を注釈し始めるときは、そのメインのタイトルページを次の場所に記載してください。
- 文学 - 関連した主題で、さまざまなジャンルの文書を扱います。あなたの本をカテゴリと共に各ジャンルに載せてください。