ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/通貨・計量単位

ガイウス・ユリウス・カエサルの著作『ガリア戦記』『内乱記』などで用いられている計量単位を抽出する一覧。

通貨単位

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長さの単位

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長さの換算表 下の表に、『ガリア戦記』や『内乱記』に頻出する、ペースとパッススやメートル・フィートなどとの換算を示す。

長さの換算表
名称(単数形) 複数形 ペース換算 メートル
換算
フィート
換算
備考
ペース(pēs) ペデース(pedēs) 1ペース 約29.6cm 約0.971 ft 歩尺とも訳され、
フィートに相当する。
パッスス(passus) パッスース(passūs) 5ペース 約1.48m 約4.854 ft
ミーッレ・パッスーム
(mīlle passuum)
ミーリア・パッスーム
(mīlia passuum)
5000ペース 約1.48km 約4854 ft ローママイル (Roman_mile)」
または「マイルmile)」
と英訳されることが多い。
関連リンク


ペース

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pēs の格変化 Singularis
(単数)
Pluralis
(複数)
Nominativus(主格) pēs pedēs
Genetivus (属格) pedis pedum
Accusativus(対格) pedem pedēs
Dativus  (与格) pedī pedibus
Ablativus (奪格) pede pedibus




パッスス

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passus の格変化表 Singularis
(単数)
Pluralis
(複数)
Nominativus(主格) passus passūs
Genetivus (属格) passūs passuum
Accusativus(対格) passum passūs
Dativus  (与格) passuī passibus
Ablativus (奪格) passū passibus




ミーッレ・パッスーム、ミーリア(ローママイル)

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mīlle passuum, mīlia
の格変化表
Singularis
(単数)
Pluralis
(複数)
Nominativus (主格) mīlle passuum mīlia passuum mīlia
Genetivus (属格) mīlle passuum mīlium passuum mīlium
Accusativus (対格) mīlle passuum mīlia passuum mīlia
Dativus  (与格) mīlle passuum mīlibus passuum mīlibus
Ablativus (奪格) mīlle passuum mīlibus passuum mīlibus
 
Wikipedia
ウィキペディアmille passusの記事があります。


複数・対格 mīlia passuum

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  • Ab hīs castrīs oppidum Rēmōrum nōmine Bibrax aberat mīlia passuum octō (VIII)
    • ビブラクスという名のレーミー族の城塞都市は、この陣営から8マイル(約12km)離れていた。
      『ガリア戦記』第2巻6節①項)
  • VIIIoctō mīlia passuum ex eo locō prōcēdit;








面積の単位

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体積・容積の単位

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モディウス

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西暦4世紀頃のものと推定される青銅製のモディウス(計量容器の原器)
  • modius, -ī [男性名詞][第二変化名詞] または
  • modium, -ī [中性名詞][第二変化名詞]:
    1. 古代ローマの計量容器(の原器)
    2. 古代ローマの乾量単位、穀物の単位。
      1モディウスは、1セクスタリウス(sextarius)の16分の1で、
      現代の約8.73リットルcirciter 8 litra 73 centilitra)に相当する。
    • 例文1)内乱記 第1巻 52節②項
      • Iamque ad denarios L in singulos modios annona pervenerat,
        すでに、穀物価格は1モディウス当たり50デナリウスにも達していた。
    • 例文2)内乱記 第2巻 18節④項
      • tritici modios CXX milia polliceri coegit.
        (ウァッロは、ローマ市民たちに)12万モディウス(≒104.7万リットル=1,047m3)の小麦粉(の供出)を約束することを強いた。

重量の単位

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リブラ

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  • lībra, -ae [女性名詞][第一変化名詞
    1. はかり、天秤
    2. 古代ローマの重量の単位。1リブラは、328.9 g (Smith, 1851による[1]
    • 例文)
      • Libra, id est duodecim uncias et 288 scripula.
        1リブラは、12ウンキアで、288スクリプルムである。(ただし、1ウンキアは24スクリプルム)
  • pondō [副詞](pondus の奪格)
    1. 重さで
    2. リブラの重さで
    • 例文)内乱記 第2巻18節④項
      • et argenti pondo XX (viginti) milia, ・・・ polliceri coegit.
        (ウァッローは、ローマ市民たちに)2万リブラ(=約6.578トン)の重さの銀と・・・(の供出)を約束することを強いた。

脚注

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関連項目

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格変化表 Singularis
(単数)
Pluralis
(複数)
Nominativus(主格)
Genetivus (属格)
Accusativus(対格)
Dativus  (与格)
Ablativus (奪格)
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