中学校家庭/食品の選択と購入
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生鮮食品と加工食品を選ぶ時の注意点をまとめましょう。
食品の選択と購入
編集安全で美味しい料理を作るなら、食材の選び方を知っておきましょう。献立が決まったら、必要な材料と分量を確認してから買い物に行くようにしましょう。
野菜・肉・魚・卵などの生鮮食品を買う時は、色・艶・鮮度・食感・匂い以外に、実際に手に取ってみて弾力や重さなども確認しましょう。また、生鮮食品を様々な方法で加工した加工食品は、見た目で判断出来ます。缶詰が膨らんでいたり、包装材が破れていたり、見た目が悪い食品は食べないようにしましょう。
食材を選ぶ時は、目的・ 栄養・価格・調理のしやすさ・環境への影響などをよく考えてください。買い物と調理の後、計画的に買い物が出来たのか、食材を無駄なく使えたのかを振り返ります。
食品の表示
編集食品表示法では、全ての食品に食品表示をしなければならないと決められています。食品表示の規定は、以前は「食品衛生法」「JAS法」「健康増進法」の3つの法律で定められていました。しかし、2015年4月にこれらの法律が整理されて、「食品表示法」という1つの法律にまとめられました。食品表示は、私達が食品の品質を知り、選び、安全に利用するための大切な情報を教えてくれます。生鮮食品と加工食品では、表示内容が変わります。食品表示法では、生鮮食品よりも加工食品に多くの表示が求められています。なぜなら、加工食品の方が様々な食材や調味料を使われるため、加工工程も複雑になるからです。
また、食品には、食品表示以外に、その品質を表すマークがある場合もあります。食品を選んで買う時は、表示・マークを確認しましょう。
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JASマークは日本農林規格に合った食品などに付けられます。
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有機JASマークは、日本農林規格を参考にしています。農薬や化学肥料を使わずに栽培された有機農産物や有機農産物加工食品に付けられます。
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お腹の調子を整えたり、虫歯になりにくくなったりと、ある意味健康に良さそうな食品に特定保健用食品のマークが付けられています。「トクホ」とは、特定保健用食品の略称です。1993年から始まったトクホは、2023年1月20日現在、1062品目の食品に表示しています。
HACCP認証は、原材料の取り寄せから完成品の出荷まで、全ての工程で衛生管理を行います。その上で、厚生労働大臣が認めた製品に使われます。