先手が飛車先を交換した局面。
後手も△8六歩▲同歩△同飛と飛車先を交換するのが自然である。
△8六歩
編集- 詳細は「△8六歩」を参照
△2三歩
編集- 詳細は「将棋/横歩取り△2三歩」を参照
☖なし
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
香 | 桂 | 銀 | 金 | 王 | 銀 | 桂 | 香 | 一 | |
飛 | 金 | 角 | 二 | ||||||
歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 三 | ||
歩 | 飛 | 四 | |||||||
歩 | 五 | ||||||||
歩 | 六 | ||||||||
歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 歩 | 七 | ||
角 | 金 | 八 | |||||||
香 | 桂 | 銀 | 玉 | 金 | 銀 | 桂 | 香 | 九 |
☗歩
12手目△2三歩まで
後手は△8六歩と行かず、角頭を守って△2三歩と打つ手も考えられなくはない。
ここで▲3四飛と横歩を取れなければ、通常の横歩取りの定跡も存在し得ないため、この局面の結論には重大な意義がある。
木村義雄以前はここで▲3四飛の形を横歩取りといい、△8八角成▲同銀△2五角で先手不利とされたため、「横歩取り三年の患い」ともいわれた。しかし現代では、△2五角に対して▲3六飛、▲3二飛成のいずれでも先手必勝が定説となっている。
△4一玉
編集△4二玉
編集△8四飛
編集△7二銀
編集△9四歩
編集△1四歩
編集△8八角成
編集△8八角不成
編集△3五歩
編集脚注
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