法学>民事法>コンメンタール民法>第2編 物権
(抵当権消滅請求)
抵当不動産の第三取得者は前条の規定により抵当権消滅請求をすることができるのであるが、主たる債務者、保証人及びこれらの者の承継人は抵当権消滅請求をすることができない。これらの者は債務全額を弁済すべき者であるから、それに満たない金額で抵当権を消滅させるのは適切でないためである。
第10章 抵当権