「高等学校世界史B/大航海時代」の版間の差分
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== 概要 ==
中学校で、おおよそ、「大航海時代が始まったのは、西アジア・中央アジアをイスラム系国家が支配したから」などと習っただろう。
後述するが、ヨーロッパ南部の国々は、イスラム教諸国と戦争をしてきた経緯がある(レコンキスタなど)。
西アジア周辺を支配したイスラム系国家が、後述するオスマン帝国である。なおオスマン帝国は、現代でいう所のトルコ系の国家である。
大航海時代では、陸路がオスマン帝国によって支配されたので、よって(陸路である)シルクロード貿易は、この時代は比較的には衰退している。
このような背景があるため、大航海時代の繁栄と、シルクロード貿易との繁栄は、原理的に両立しない。
:※ 下記の細かい事を覚える前に、まず上記の理解をしよう。
そもそも、ヨーロッパ南部の国々が、そのレコンキスタの敵国との貿易をしていては、支離滅裂である。
== ポルトガルのアフリカ西岸探検とインド航路 ==
オスマン帝国が繁栄した時代、ヴェネティアはイスラーム地域との東方交易によって栄えていた。しかし、レコンキスタでイスラーム教徒と戦ってきたポルトガルやスペインにとっては、そのようなイスラーム諸国の繁栄は不都合であった。
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