「高校化学 水素と貴ガス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
いろいろと加筆
※ 範囲外: エキシマ
42 行
|}
 
希ガスは反応性が低く、ま原子単体で安定なめ、普通は化合物にならない。希ガスに圧力を低くしてガラス管に封入し電圧をかけることで、それぞれ異なった色の光を放つ。そのため、電球やネオンサインとして用いられるものが多い。
 
{|align="center" style="border:solid #aaffaa 1px;"
53 行
|style="text-align:center"|キセノン
|}
 
== ※ 範囲外: エキシマ ==
アルゴン気体とフッ素気体をつめた放電管に放電をすることで、波長197nmの紫外線を放出する。これは、不安定なアルゴンフッ素 ArF が一時的に生成し、それが分解して別々のArとFとに戻るさいに放出される光である。
 
この ArF の光の波長は197nmとかなり小さいので、半導体などの微細加工に便利なので、放電管に放電をしつづけることでArFの紫外光をレーザーの光源として活用して、半導体製造のさいの光化学反応の光源に使われている。
 
Arのほか、キセノンでも
:XeCl - 308 nm
:XeF - 351 nm
のように、ハロゲンとの不安定な化合物によってレーザー光が放出されることが知られている。
 
ArFもXeClも、ともに、希ガス原子とハロゲン原子との化合物である。このように、希ガスとハロゲン分子との(不安定)化合物とのことをエキシマ(Excimer)という。
エキシマは不安定であり、光を放出して、すぐに分解して、それぞれの原子にもどってしまう。
 
また、駅島から放出された光をレーザー光として活用したものをエキシマレーザーという。ArFのエキシマレーザーは半導体製造などに利用されている。
 
{{DEFAULTSORT:ひきんそくけんそのたんたいとかこうふつ すいそきかす}}