「高等学校世界史B/19世紀の欧米の文化と社会」の版間の差分

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印象派
 
コッホやパスツール
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※ 絵を上手にかけないヘタクソが、美術史の通説をつくってきた。人気小説をかけないヘボ評論家が、文学史をつくってきた。
 
== 科学 ==
19世紀後半、ドイツのダイムラー(人名)が(1886年に)'''ガソリンエンジン'''と'''自動車'''を発明した。その後、ドイツのディーゼル(人名)が'''ディーゼルエンジン'''を(1893年に)発明した。
 
電気については、'''ファラデー'''が電磁誘導の法則を(1830年代に)発見し、電気・磁気の物理の理論化がすすんだ。(※ ファラデーは物理学や化学でさまざまな量の単位になってるほどの人物であり、しかもその単位が高校物理や高校化学で出てくるので、人名「ファラデー」も覚えよう。)
 
さらにアメリカにおいて、(1837年ごろ)モールスがモールス信号を発明し、(1875年ごろ)ベルが電話を発明し、また(1870〜90年ごろ)エディソンがさまざまな発明をした。(エディソンの発明は、蓄音機、白熱電球、映画など)
 
アメリカのこのような発明と同じころ、大衆向けの新聞や郵便も普及してきて、情報伝達の速度が早まった。
 
 
また、ドイツのジーメンス(兄)は発電機を(1867年ごろに)改良し、性能を大幅に上げた。また、ジーメンス(兄)はモーターを改良し、電車を発明した。
 
[[File:Editorial cartoon depicting Charles Darwin as an ape (1871).jpg|thumb|ダーウィンを批判する風刺画]]
生物学では、イギリスの'''ダーウィン'''が(1850年年代に)自然淘汰による適者生存を発見して発見して『種の起源』を(1857年に)著し、'''進化論'''を主張した。
 
(※ じつはメンデルが遺伝の法則を発見したのも、この頃(1865年)である。しかし彼の論文は注目されず、しばらく忘れられた。1900年ごろに生物学者ド=フリース、生物学者チェルマク、生物学者コレンスなどによって、35年ほど前のメンデルの論文が再発見されることになる。)
 
また、19世紀後半にコッホやパスツールが'''細菌学'''のさまざまな発見をしたことにより、予防医学が発達した。
 
 
化学では、ノーベルがダイナマイトを発明したのが1867年。(クリミア戦争(1853〜56年)よりも後の時代。)