「高等学校日本史B/冷戦後の日本」の版間の差分

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日朝平壌宣言
村山談話、地下鉄サリン事件
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:※ 検定教科書には新進党の結成について書かれている。
 
(1995年1月17日に阪神淡路大震災が起き、6000人以上の死者が出た。)
 
1996年に村山内閣は退陣し、自民党総歳の橋本龍太郎(はしもと りゅうたろう)が連立政権を引き継いだ。
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(湾岸戦争や、1995年1月に阪神大震災、1995年3月にオウム真理教による地下鉄サリン事件などが発生し、日本は安全保障をみなおす必要にせまられた。)
 
{{コラム|(※ 範囲外: )「地下鉄サリン事件」|
「サリン」とは、猛毒物質の一種である。
 
宗教団体のひとつであるオウム真理教は、1995年3月20日、サリンを東京都内の地下鉄に散布するというテロを実行した。このテロの被害によって、11人の死者と、5000人を超える重軽傷者を出した。
 
なお、サリンは第二次大戦中にドイツが開発していた物質でもあり、海外からは、日本で化学兵器を用いたテロが起きたとして注目された。
}}
 
== (※ 記述中) ==
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小渕恵三(おぶち けいぞう) 周辺事態法、国旗国家法、通信傍受法
 
2000年に小渕は病死し、後継の森喜朗(もり よしろう)内閣が成立したが(自民党・公明党・保守党の連立政権)しかし国民の支持が得られず支持率が低迷し、2001年に森内閣は総辞職した。
 
森内閣の後継で小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう)内閣が2001年4月に成立した。
 
== 90年代のあれこれ ==
=== 経済 ===
90年代の円ドル為替は円高の傾向であり、1995年には1ドル80円台に達した。
 
このような理由もあって製造業などの大企業は、生産拠点を海外に移した。このため、しだいに'''国内産業の空洞化'''が、危惧(きぐ)されるようになった。
 
=== 村山談話 ===
1995年の村山政権では、日本による過去の(アジアへの)侵略と植民地支配を謝罪する内容の'''村山談話'''(むらやま だんわ)が発表された。
 
== 小泉純一郎 内閣 ==
=== 内政 ===
2001年4月に成立した小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう)内閣は、自民党・公明党・保守党の連立政権であった。

小泉政権は「聖域なき構造改革」をスローガンに、経済政策や行財政では新自由主義を採用し、郵政民営化や、労働の規制緩和を行った。
 
(※ アメリカ同時多発テロの対応については、中学で説明したとおり。)
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小泉政権のころから自民党は、公共事業を削減したり、地方交付税を削減したため、地方格差が目立つようになった。
 
また、非正規労働者は、この頃から急増したと思われる。
 
{{コラム|検定教科書に無い話題|
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=== 外交 ===
==== アメリカ外交 ====
アメリカ同時多発テロが2001年9月11日に起き、アメリカのブッシュ大統領が対テロ戦争の方針を打ち出すなどすると(そしてアメリカ軍は、テロ首謀者の潜伏しているとみられるアフガニスタンの一地域を空爆などによって攻撃し、テロ組織を支援しているとみられるタリバン政権を打倒した。)、日本の小泉政権は積極的にアメリカの方針を支持した。そして2001年10月に日本では'''テロ対策特別措置法'''が成立した。
 
そして日本は、多国籍軍支援のため、海上自衛隊をインド洋に給油活動のため派遣した。
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(※ 日本の国会について、検定教科書で教えられてるのは、ここらへんまで。第二次安倍政権の内容について、経済政策を簡潔に説明している教科書もある。)
 
 
== イラク復興 ==
== 教科書では現代史に無い話題 ==
:(※ 未記述)
文化については、1970年代から、もう検定教科書では紹介していない。このため、1980年代に流行したファミコンなどの家庭用ゲーム機も、教科書では、まったく触れられない。
 
当然、90年代からのインターネットなどの技術が文化に及ぼした影響についても、触れられてない。(しかし、『情報』教科のほうで、インターネットについては触れられる可能性はある。)