「学習方法/高校日本史」の版間の差分
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検定教科書の傾向 |
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=== 検定教科書の傾向 ===
じつは、1600年「関ヶ原の戦い」より以降の話題が、検定教科書では、教科書全体の半分(もしくは半分以上)である。つまり江戸時代を含んで江戸以降が、教科書では半分以上である。
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(おそらく、古代史については、中世と比べて史料が少ない事もあり、高校レベルでは深入りするのが難しいなどの、理由があるのだろう。だとすると将来的にも、今後の高校教育でも、日本史では近世・近現代重視の教育をする傾向が、今後も続くだろうと思われる。)
=== 教科書を読む順序 ===
▲== 傾向に対する対策 ==
==== 案1 : 古代から順に読む ====
検定教科書の読み片のひとつとして、古代から順番に読むというのも、ひとつの方法である。
もし「戦国時代が好き!」とかの特に強いコダワリがなければ、古代から順番に読むのも良いだろう。
もし、教科書を読んでて古代から順に読む方法が「自分には合わない」と感じるなら、例えば、次のような順番で読む方法がある。
==== 案2 : 興味ある時代から読む ====
興味を持続したまま勉強したほうが、記憶に残りやすいのも事実であろう。
などすると、興味を持続したまま勉強しやすいかもしれない。(また、このような明治以降の重視の勉強は、世界史に知識を応用しやすいという利点がある。第二次大戦後史まで勉強すれば「政治経済」科目に応用しやすい利点がある。)▼
また、日本史の検定教科書はある程度、途中から読み始めても内容が理解できるように、時代区分ごとにモジュール化されて、書かれている。(そもそも、そのようにモジュール化されて整理されてないと、公教育としての教育的意義が無い。)
▲そして、教科書の江戸時代と近現代をひとまず通読しおえたら、そのあと、古代史から順に、教科書を先頭から順に読み進めると、比較的に興味を持ちながら勉強しやすいだろう。(当然ながら、なるべく古代から順番に読んだほうが、読者が深い理解をしやすいように、通史の検定教科書は作られている。)
:* 古代史から順番どおりの読み方は、長所として深い理解には必要だが、短所として興味を持続しづらい場合がある。興味が弱ければ、記憶にも残らないので、学習効率は下がってしまう。▼
つまり、古代史と近現代史との「挟み撃ち」(はさみうち)で読むほうがイイかもしれない。▼
▲:* 古代史から順番どおりの読み方は、長所として深い理解には必要だが、短所として興味を持続しづらい。興味が弱ければ、記憶にも残らないので、学習効率は下がってしまう。
▲:* 近現代史からの逆順的な読み方は、長所として興味を持続しやすいし他科目にも応用しやすいが、短所として深い理解には到達しづらい。
興味と理解とのバランスが重要である。
このような興味重視の順番での学習では、その時代が他科目の入試に出るかどうかよりも、まずその時代に興味のあることが重要なので、もし戦国時代に強い興味があれば、戦国時代の前後あたりから読み始めればいい。あるいは、もし源平合戦に強い興味があれば、その前後あたりから読み始めればいい。
==== 案3 : 明治時代から読む ====
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そのため、日本史を入試で使わない可能性が高い場合などは、ひとまず明治時代から読むと、効率的かもしれない。
そして、教科書で近現代史をひとまず通読しおえたら、そのあと、古代史から順に、教科書を先頭から順に読み進めると、比較的に興味を持ちながら勉強しやすいだろう。
== 一般的な説明 ==
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