「学習方法/高校卒業後の社会科公民の勉強ガイド」の版間の差分

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== 歴史学など == 公民科目ではありませんが、大学の歴史学では、高校の日本史・世界史のような通史(古代史から現代史まで)が1冊にまとまった教材のようなものは、ありません。
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'''「社会学」というのは、社会科の公民分野では、ありません。''' 社会全体の性質について、哲学的というか思想というか、独特の手法で分析していくのが、社会学です。もちろん、学者のなかには、統計などを重視して、現在の社会で起き始めている変化を探るという、高校までの公民や地理の延長上のようなことを研究している学者もいますが、しかし、そのような研究は、あまり社会学の主流になっていません。
 
「社会科」と「社会学」とは名前が似てますが、まったく別の学問ですので、間違えないようにしましょう。
 
建前上は、社会学は統計などで実証をする学問となっていますが、しかし形骸化しており、しばしば大学の社会学の教育は、その教授の支持する政治運動を正当化する学問になっています。『学問の自由』があるため、このような学者の教育の私物化を排除できません。
 
 
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また、受験勉強になるので、将来、もし大学受験したときの自分の偏差値もあがるので、一石二鳥です。
 
 
== 歴史学など ==
公民科目ではありませんが、大学の歴史学では、高校の日本史・世界史のような通史(古代史から現代史まで)が1冊にまとまった教材のようなものは、ありません。
大学の歴史の勉強は、各国の各時代の各テーマが1冊の本になっており、そういうのを何冊も史料批判しながら読んでゆくのが主流の方式です。あるいは教養的な知識として、さらに日本以外の外国について、その国の中学高校レベルの通史を学びます。(たとえば、アメリカ史なら、アメリカの中学高校くらいで習うレベルのアメリカ通史を、日本人に向けて説明したような教材が、市場には何冊かある。)
 
もし、歴史教科書問題などの調査などで、日本史や世界史の通史の教科書が必要なら、高校の教科書や参考書を読みましょう。
 
もし、一部の馬鹿ネトウヨみたいに「日本の中高の学校教科書は左翼だから信用できない!」とか言うのなら、中学の『つくる会』とかの教科書でも読んでください。
そもそも、高校教科書でも明成社の教科書では右派の視点で書かれていて、執筆者に桜井よしこ とか 中西輝政 とか 渡辺昇一 とかの右派の論客がいるのですが。「学校教科書は左翼だから信用できない」とほざく馬鹿ウヨクには、そこまでの調査能力が無いらしいようですね。
 
 
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