「小学校国語/5学年」の版間の差分

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スシ、テンプラ、アニメなどの海外で通用するようになった日本語
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== 和語・漢語・外来語 ==
漢字の読み方には、音読むと訓読みがあります。
 
たとえば、「多」を「た」と読むのが音読みです。
 
いっぽう、「多い」などの「多」を「おお」と読むのが訓読みです。
漢語(かんご)とは、「生物」(せいぶつ)、と読んだりする場合の「」
 
 
「小」を「しょう」と読むのが音読み。
 
「小さい」の「小」を「ちい」と読むのが訓読みです。
むかしの中国(中華人民共和国)から日本につたわってきた言葉がもとになった言葉のことです。
 
 
音読みは、むかしの中国(いまの中華人民共和国)から日本につたわってきた言葉の発音がもとになった言葉のこと読みです。
:※ 広島県とか岡山県などの「中国地方」ではない。
 
 
 
外来語(がいらいかんご)とは、外国からたとえば「帰省」(きせい)「生物」(せいぶ)などのように、音読みの発音でいってきたれる言葉のことです。(帰省は「かえりせい(×)とは読まない」)
 
漢語の多くは、むかし中国から日本につたわってきた言葉が多く、たとえば「貿易」などが、中国からつたわってきた言葉です。
 
しかし、「心配」などのように、日本でつくられた漢語もあります。
 
また、「人工衛星」などのように、20世紀になってから出来たような言葉であっても、音読みなので、漢語として分類するのが普通です。
 
 
 
また、漢語は普通、漢字で書かれますが、しかし肉を意味する「にく」という、ひらがなの表記のように、ひらがなで書かれていても、読みが漢字の音読みのものなら、その言葉は漢語とするのが普通(ふつう)です。
 
 
 
「調査する」の「調査」は音読みです。
 
「調べる」の「調」の読み「しら」は訓読みです。
 
 
「人」を「ひと」と読む場合、訓読みなので、和語です。
 
たとえ漢字で書かれていても、訓読みで書かれる言葉は、和語として分類します。
 
 
和語には、中国から漢語がつたわるよりも前に、もともと日本に昔からあった言葉が、もとになっている場合が多くあります。
 
なお、中国から漢語がつたわるよりも前から、もともと日本に昔からあった言葉のことを「大和言葉」(やまとことば)といいます。
 
つまり、和語には、大和言葉を由来とする言葉が、多くあります。
 
 
 
 
'''外来語'''(がいらいご)とは、外国から、つたわってきた言葉のことです。
 
日本人にとっての「外来語」とは、つまり、日本以外の国からつたわってきた言葉のことです。