「経済学基礎」の版間の差分

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じつはGDPの細かい計算法は、非公開
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=== 会計学と経済学の組み合わせ ===
 
==== 初歩の経理的なお話 ====
典型的な「生産」における「費用」の用語を解説する。
 
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==== 国民経済計算におけるグロスとネット ====
国民経済計算の指標として知られるGDP(国内総生産)やGNP(国民総生産)から、その国の資産の減価償却の金額を差し引いた金額のことをネットDPまたはネットNPといい、それぞれNDPまたはNNPと略記します。
 
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==== 確定申告と減価償却と国民純生産 ====
日本国の省庁が国民純生産などのネット計算のできる前提として、行政が企業の減価償却の金額を把握しているという前提があります。
 
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==== フローとストック ====
日本では高校の『政治経済』科目でも「フロー」と「ストック」を習っていますが、しかし会計学との関係は習っていません。
 
そもそも普通科高校では簿記を教えてないですから。
 
私たち大人の勉強では、会計的なものの考え方を、経済学の「フローとストック」の理論と組み合わせて、より深い理解を目指しましょう。
 
===== 復習 =====
たとえば、現時点で貯金が10億円あって1億円の家に住んでいるけど、就職しておらず給料の収入が0円の人(仮にAさんとする)がいたとします。
 
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==== 会計との関係 ====
複式簿記などの会計の勉強をするときは、簿記では「フロー」と「ストック」という用語こそ使ってないものの、フローとストックを区別することになります。
 
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さて、ストックの計算をする場合、計算法の方式のひとつとして
 
:過去のある年度から現在までの各年ごとのGDPの累積額をストックとする計算法もあります。
 
さて、ストックの計算をする場合、
 
過去のある年度から現在までの各年ごとのGDPの累積額をストックとする計算法もあります。
 
 
しかし、国によってストックのスタートラインが違うし、スタートラインのストックは計算不可能なので、信頼性に疑問が残ります。
 
 
 
なお、この累積のGDPの計算には、グロス(粗利の)計算なので、減価償却は考慮されていません。
 
 
資産を測定するなら減価償却を考慮するほうが正確でしょうから、ネット計算で、つまり国民純生産(NNP)の累積額で計算する方式もあります。
 
 
 
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=== 派生な、いくつかの学説 ===
==== マーシャルのk ====
:※ アメリカの大学の入門経済学では書かれない場合が多いが、関連が深いので紹介だけ。