「有機化学/有機化学の化学結合」の版間の差分

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図を追加。クラール構造で書いたアントラセン
typo
69 行
ちなみに、従来通りの、ベンゼン環の内部に「〇」を書く方式での構造式の書き方のことを「ロビンソン構造式」という。
 
いっぽう、クラールの記法および、クラールから派生した記法のことは、「クラール構造」という。(※ 参考文献: 化学同人の『大学院 有機化学』(野依良治ほか編著)にクラール構造について書いてあった。(未購入なので、版やページの出典は未紹介。書店で立ち読みしただけ。値段が高い。)
 
:※ 野依らによると、クラール構造は隣り合わないらしい(野依らは、それを定義の一部しにている)。
:なお野依らの この定義のため、野依らの文献では、ナフタレンのようにベンゼン環が2個しかない場合は、片方だけ〇を書かれている。
:なお、野依らの著書『大学院 有機化学』では、クラール構造の丸印の記法は、破線による青色の丸印である。(おそらく、ロビンソン構造との区別のためだろうか(著者に聞いたわけではないので未確認の単なる推測)。)