「高等学校生物/生物I/環境と動物の反応」の版間の差分

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カエルのふくらはぎの骨格筋にへの電気刺激の収縮量の測定実験(キモグラフを用いる)で、つぎの単収縮・強縮のしくみが事が明らかになってる。
 
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筋肉に1回の短い電気刺激を与えると、収縮したのち、すぐ(0.1秒ほど)に弛緩(しかん)する。この1回の電気刺激で起こる1回の収縮を単収縮(たんしゅうしゅく、twitch)という。単収縮のことを、れん縮(れんしゅく, spasm)ともいう。
 
カエルなどの実験動物の骨格筋に運動神経を付けたまま取り出したものを、神経筋標本という。
[[File:Muscle conraction curve japanese.svg|thumb|600px|骨格筋の収縮曲線]]
 
実験動物の座骨神経のついたままの神経標本1回の短い電気刺激を与えると、収縮したのち、すぐ(0.1秒ほど)に弛緩(しかん)する。この1回の電気刺激で起こる1回の収縮を単収縮(たんしゅうしゅく、twitch)という。単収縮のことを、れん縮(れんしゅく, spasm)ともいう。
 
[[File:Muscle conraction curve japanese.svg|thumb|600px|骨格筋の収縮曲線]]
 
筋肉が弛緩する前に次の電気刺激を行うことを繰り返しつづけると、持続的で強い収縮を行う。この強い収縮を'''強縮'''(きょうしゅく、tetanus)という。