「高等学校保健体育保健/精神の健康」の版間の差分

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「精神病患者への偏見は良くない」などとよくシタリ顔でリベラル気取りの知識人が言うが、現実には、重大な事件などを起こさない限り、例外として「うつ」病以外の精神疾患を強く周囲から疑われて通院を薦められる事態は比較的に少ない。注意深くて温厚な人が、統合失調症や躁うつ病などの「精神疾患」だと診断される事例は少ない。(なぜなら、そもそも強制入院の要件で、傷害事件などの刑法犯罪の可能性が要件になっている。) 軽々しく「精神病への偏見はよくない」等といって、明らかに乱暴な人物と、仕事に復帰しようとしている「うつ」病などの患者を混同する事こそ、本来なら「精神疾患」の用語の濫用であり「うつ病」への偏見であろう。
 
 
乱暴なだけの人物と、本当に脳の分泌異常などの生理的な疾患のあるために注意散漫な人との区別の方法なんて、残念ながら医学書には書いていない(少なくとも、医学部の学部レベルのぶあつい教科書(500ページを超える教科書でも)、書いてない)。
テレビ番組だと上記のような突っ込んだ議論はされないが、ラジオ番組などでは、たびたび精神疾患の話題が紹介される場合があり、2005年ごろのラジオ番組で、「なんで、うつ病の治療で会社の工場に復帰して仕事しようとしている私が、院内の集団カウンセリングで出会った知人の、作家を目指している「躁」病の知人の精神障碍者と同じふうに世間から見られるのか、正直言って私は納得いかないです」などのような体験談・感想がラジオ放送されていたこともあった。
 
 
乱暴なだけの人物、あるいは幼稚な人物と、本当に脳の分泌異常などの生理的な疾患のあるために注意散漫な人との区別の方法なんて、残念ながら医学書には書いていない(少なくとも、医学部の学部レベルのぶあつい教科書(500ページを超える教科書でも)、書いてない)。
 
精神医学は残念ながら、この程度のレベルの低さであり、それが現在の人類の精神医学における「躁病」の学説の限界である。