「薬理学/感染症の治療薬」の版間の差分

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タンパク質合成酵素阻害薬で具体的には、'''クロラムフェニコール'''、 '''テトラサイクリン系抗生物質'''、'''ストレプトグラミン系抗生物質'''、などがある。
 
==== クロラムフェニコール ====
 
'''クロラムフェニコール'''は、細菌の沈降係数 50S のリボソームサブユニットに結合する<ref>『標準薬理学』、P431</ref><ref>『パートナー薬理学』、P476</ref>。
 
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==== テトラサイクリン系抗生物質 ====
'''テトラサイクリン'''は、環の4つ直線状につながった構造が基本骨格になっている。(けっして「4員環」ではない。「4員環」とは、炭素が4つからなるC4化合物の環のこと。テトラサイクリンの1つ1つの環は6個の炭素Cからなるので、6員環である。パートナー薬理学に「4員環」という表記があるが誤植・誤記だろう。)
 
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==== ストレプトグラミン系 ====
'''ストレプトグラミン系抗生物質'''としては、'''キヌプリスチン'''と'''ダルホプリスチン'''の合剤が日本では使われている。
 
== 脚注 ==