「ゲームプログラミング/デバッグ」の版間の差分

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また、似たようなプログラムを使っている2つの特殊イベントの片方にバグがあったら、もう片方にもバグがあると考えるのが自然です。デバッガーにはそういう論理性が要求されます。また、こういうデバッガーの論理思考に協力するため、プログラマーなどもデバッガーにアルゴリズムの要点などの情報提供を適度にする必要があります。
 
なお、初心者の視点のほうが気づきやすいバグもあるので(たとえばチュートリアル説明などのバグ)、デバッグテスターも最初は仕様の知識の無いところか始めますが、デバッグ作業の進行に応じて仕様制定者(プランナー)や上長などからデバッグ状況に応じて仕様を随時、教えてもらうことになったり、仕様書をもらいます。
 
このように、上長などは、デバッガー系テスターに、そのゲームの設計図や仕様の一部を随時に教える場合もあります。商業ゲームの場合なら、デバッガーは最終的には仕様書(そのゲームの設計図)を見ながら、そのゲームのすべての仕様を一通りはチェックすることになります。