「学習方法/高校卒業後の社会科公民の勉強ガイド」の版間の差分

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文献『心理学・入門 心理学はこんなに面白い』(有斐閣)によると、2015年には、すでに再現性問題の議論が始まっていたようです(Open Science Collaboration, 2015)<ref>サトウタツヤ・渡辺芳之 著『心理学・入門 心理学はこんなに面白い』、有斐閣、2021年5月30日 改訂第7版 第7刷発行、P216</ref>。
* 質的→量的 の変換 ただし、質的データのなかには、適切な数値に置き換える変換法によって量的データに変換できるものもあります<ref>磯貝英一 ほか『要点解明 統計学 改訂版』、
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なお、「質的」と言う言葉を、こういう使い方をするのは別に社会学だけでなく、心理学でも「質的」とは同様の使い方です。細菌は、統計学でも用いますし、数学書でも気の利いた数学教科書なら紹介される場合もあります(たとえば 磯貝英一 ほか『要点解明 統計学 改訂版』、培風館、2019年10月10日 改訂第7刷 発行、P.4 )
 
何かの心理学や社会学なdの社会科学的な実験において、ある行動をした人の人数とか、そういう数値的なデータを「量的」データなどと言います。人間でなくともよく、たとえば迷路実験であるルートを選択したネズミの数や割合などでも、かまいません<ref>サトウタツヤ・渡辺芳之 著『心理学・入門 心理学はこんなに面白い』、有斐閣、2021年5月30日 改訂第7版 第7刷発行、P215</ref>。
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量的データに比べて質的データは、客観性を確保するのが難しいのです<ref>サトウタツヤ・渡辺芳之 著『心理学・入門 心理学はこんなに面白い』、有斐閣、2021年5月30日 改訂第7版 第7刷発行、P216</ref>。
 
* 質的→量的 の変換
ただし、質的データのなかには、適切な数値に置き換える変換法によって量的データに変換できるものもあります<ref>磯貝英一 ほか『要点解明 統計学 改訂版』、培風館、2019年10月10日 改訂第7刷 発行、P.4 </ref>。数学書(たとえば磯貝英一 ほか『要点解明 統計学 改訂版』培風館)でも紹介されている、標準的な方法です。
 
たとえば、内閣支持のアンケートの「支持する」、「支持しない」は、
:「支持する」→1
:「支持しない」→0
などの数値に置き換えることで、質的データを量的データに変換でき統計的な計算が可能になります<ref>磯貝英一 ほか『要点解明 統計学 改訂版』、培風館、2019年10月10日 改訂第7刷 発行、P.4 </ref>。
 
=== 本章のまとめ ===