「学習方法/高校卒業後の社会科公民の勉強ガイド」の版間の差分

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→‎経済学: マルクスはセイ法則という「供給はみずから需要を作り出す」という法則を否定していますが、ケインズも同様にセイ法則を否定または批判しており、現代のマクロ経済・ミクロ経済の教科書はケインズ経済理論をベースにしたサムエルソン経済学がベースになっていますので、わざわざマルクスやらセイの原著を読む必要もありません。
→‎経済学: 需要供給曲線を発明・発見した経済学者は、マーシャルあるいはジェンキンという経済学者だと考えられております<ref> [http://www.eonet.ne.jp/~bookman/gennkaisyugi/jenkin.htm 『西洋経済古書収集ージェンキン,「需給法則の図表的表現」』(2010/9/24記、2016/8/10 デピュイ論文刊行年を訂正)] 2022年4月1日に閲覧. </ref>。 アダム・スミスもマルクスも、マーシャルなどによる需要供給曲線の理論すら知らずに著作を書いて経済理論を提唱しているわけです
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また、今日で「ケインズ理論」として語られる理論のいくつかは、実は、ケインズの学説のうち、サムエルソンが使えそうなものを取捨選択した理論だったりします。ケインズの非公式な理論のいくつかは、淘汰されています。[https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%80%9D%E6%83%B3%E5%8F%B2&oldid=81538539 『マクロ経済思想史』2021年1月27日 (水) 09:52 版 ]
 
 
 
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この「需要供給曲線」の例のように、実は入門的な分野にこそ、過去の偉大な研究の成果が膨大につまっており、しかも手短かに理論が整理されています。
 
なお、需要供給曲線を発明・発見した経済学者は、マーシャルあるいはジェンキンという経済学者だと考えられております<ref> [http://www.eonet.ne.jp/~bookman/gennkaisyugi/jenkin.htm 『西洋経済古書収集ージェンキン,「需給法則の図表的表現」』(2010/9/24記、2016/8/10 デピュイ論文刊行年を訂正)] 2022年4月1日に閲覧. </ref>。
 
アダム・スミスもマルクスも、マーシャルなどによる需要供給曲線の理論すら知らずに著作を書いて経済理論を提唱しているわけですから、現代の水準から見れば、アダム・スミスなどの理論はあまり高度ではなく、問題点も色々とあります。なので、大学1年生がアダム・スミス研究書などに当たる必要は、まず無いでしょう。
 
 
また、「現代経済学のできる前の経済史を学びたい」となっても、「労働価値説」などポイントとなる用語が現代経済学の側で用意されていますので、わざわざ アダム・スミスやマルクスなどの著作を長々と読み解く必要は、今はもう、ありません。