「高等学校世界史探究/第二次世界大戦と新しい国際秩序の形成 学習のポイント」の版間の差分

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:・ 当初、ドイツとロシアは比較的、協力的だった時期がある。理由は主に、独ソには、イギリスなど共通の敵がいたからである。
:・ イギリスは、決して戦前の当初から、民主主義や民族自決を標榜していたわけではない(そもそもイギリス自体がインドなどを侵略してる国家)。戦後、イギリスは植民地の民主化をせざるをえない国際状況になったのである。
:・ ソ連は民主国家ではない。戦中のドイツによるアウシュビッツなどの強制収容での大量虐殺が有名だが、スターリン時代のソ連でも別の理由での民衆に対する大量虐殺があったことが解明されている(※ 中学の自由社の検定教科書にも記述されている)。ドイツが秘密警察(「ゲシュタポ」)を駆使して言論弾圧をしたのと同様に、スターリン時代のソ連でも類似の秘密警察による言論弾圧があったことが解明されている(※ 中学の自由社の検定教科書に記述あり)。
 
※ ここら辺の経緯は複雑なので、中学校では説明を省略しているのにも、それなりの合理性はある。