「学習方法/高校受験/高校受験全般」の版間の差分

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学習方法そのものには深入りしないように注意しよう。5教科の受験勉強そのものを実行することのほうが、学習方法なんかよりも、重要である。
世の中学習方法について語られる、語りたがる人間は多いですが、多くの場合ただ自分の行っている学習法が史上最高に偉くて価値がある、絶対的な正法で、それを行っている自分は最高に賢い優秀な人間であると思い込み、気持ちよくなりたいだけの文章が延々と書き連ねられているだけなので、生徒諸君はこの手の文章は眉に唾をつけながら、そこそこ取り入れたほうが良いと思うものは取り入れ、学習法よりはむしろ実際に教科の勉強をすることに力を入れ、その過程で、自分に適した良い学習法を見出していくことが、一番重要だと思います。
けっして学習方法ばかりを勉強して、肝心の5教科の受験勉強がおろそかにならないように注意しよう。
 
==では、学習概観==を述べる。
教科を問わず、一般的な学習法原則として、以下のことが推奨される。
 
== 原則 ==
:*まず第一にそれぞれの教科の基本的な内容を、きちんと、すっきりと理解していることが重要。その条件がすでにある程度満たされていると考えるのなら、ドリル、ワークブック、問題集などの演習を、中学範囲にわたって行うことは、試験対策として非常に有用だろう。
高校入試対策では、国語・数学・理科・社会・英語のすべての教科について、共通して、つぎの勉強法が必要だろう。
:*参考書を読み通すことは有用。教科書だけでは記述が不十分。一般的には自分で書いたノートよりも、市販の参考書の方が正確で効率も良い。
:*普段の学習生活の予習復習も重要。おそらく復習のほうが優先度高い。
:*睡眠や食事は十分にとり、体と精神の健康を維持することは非常に重要<ref>船登惟希 『改訂版 高校一冊目の参考書』、KADOKAWA、2019年3月18日、69ページ</ref>。ときどき徹夜とか、眠りたいのを我慢して頑張って勉強を続けるのが偉いかのように言われることがあるが、話者の自己満足の精神論に過ぎないだろう。夜遅くまで勉強するより朝早く起きて朝型の勉強という生活態度もある<ref>『高校の勉強のトリセツ』、GAKKEN、149ページあたりページ</ref>。ただ一般的な通念として、そして事実上も年若い人ほど朝眠たい傾向があるので、それほど推奨はできない。然し生徒によってはこの朝方の生活習慣がうまくはまって、良い結果をもたらすこともある。
:*難関校を目指す場合は、一般的には範囲として勉強していない部分があることは望ましくないが、然し大局的、基礎的な学科に対する理解があるなら、完璧な状態でなくても合格できることはある。
 
'''原則'''
学校の部活に関しては、たいていの中学校で、例えば体育会系では、夏の中体連が最終大会で、そこで3年生は引退、受験対策に移るという形になるだろう。現編集者の感覚では、受験のために常識的な日常生活を放棄する事は馬鹿馬鹿しいと思うので、部活を始めた以上は、周りの方針に合わせて、3年生の適度な時期に引退するのがいいだろう。どの中学校でも、3年生の高校入試のための生活上の配慮は必ずなされている。
:* ドリルやワークブックなどを使って、中学の範囲をキチンと一通り、練習すること。
:* そして、問題集などで、中学の範囲をキチンと一通り、練習すること。
:* 家での自習では参考書を中心に勉強。教科書ではなく。教科書は補助教材として用いる。
:::教科書には授業で習わなかった未習の範囲の内容も載ってるだろうが、参考書で未習範囲も対応できる。わざわざ教科書の未習範囲を読みこむ必要は無い。
:* そして、参考書を、すくなくとも1回は読み通すこと。
:* 単に、読んで理解するだけでなく、かならず用語などの書き取り練習をすること。数学や理科の計算の場合は、計算練習をすること。
:* 普段からの復習。予習は場合によって必要。
 
:* 睡眠時間や食事などは、キチンと確保する。健康を害しては、学習効率が下がるし、徹夜などをしても集中力が下がるので学習効率が低下するだけである<ref>船登惟希 『改訂版 高校一冊目の参考書』、KADOKAWA、2019年3月18日、69ページ</ref>。
学校の出席に関しては、当然きちんと出席したほうが、学業上も、あるいは内申点としてもいいことは間違いないが、そもそも中学生が、妥当に見える理由がないのに学校に出席しないという行為をなすこと自体がかなり困難なので、それぞれの生活に合わせて、学校は優先、重要だと考えればそれでいいだろう。
:::俗説(ぞくせつ)の「四当五落」(しとうごらく、 意味:「1日5時間も睡眠してるようでは不合格。4時間の睡眠時間で合格。」という意味)なんぞは単なる知ったかぶりの俗説であり、受験勉強をマトモにしたことのない人が知ったかぶりをいてるだけであり、相手にしないほうが良い。
 
::大人の社会では、徹夜で勉強するくらいなら早起きして、朝早く起きて勉強するほうが良いともよく言われるのですが、市販の勉強法の書籍でも早起き勉強法が紹介されていますが<ref>『高校の勉強のトリセツ』、GAKKEN、149ページあたりページ</ref>、しかし中学生・高校生にはそこまでの早起きは無理でしょうから、ならば普段から計画的に勉強しておきましょう。
==苦手教科と得意教科==
誰にでも得意なことと苦手なことはあるだろう。勉強でも得意教科と苦手教科はできてしまいますよね。常識的な判断として、得意なものは伸ばしたいし、苦手なことは何とか解決して、苦手意識を減らしたい。そしてふつうは、ついつい得意な教科は時間を費やすし、苦手科目はなかなか手につかないですよね。
 
:* 難関の高校を目指す場合、けっして勉強してない範囲を残すな。参考書・問題集で、しらみつぶし的に、全教科の全範囲を勉強しろ。
ですから学習の方針としては、この流れに適度に逆らうという事でしょう。あまりにも気合を入れて現実に抵抗すると、ストレスまみれで疲れ切ってしまいますし、もちろん欲望の赴くままに生きるわけにもいかない。
 
なんだかんだで勉強に時間が掛かる。部活などが推薦の条件に関わらない限り、部活などは中止しよう。普通の中学では部活は1学期末までである。
ですから得意科目と苦手科目の程よい学習のバランスを見出すことが重要ですよね。
 
その他、趣味などは中止・時間削減しよう。たとえ趣味を通してアナタが人間的に成長しようが、そんな事は入試の得点にならないし、面接でも高校の教員には伝わらないだろう。高校入試ではなく大学入試のノウハウですが、残念ながら日本の大学入試は、そういう傾向になっており、市販の大学受験用の学習ノウハウ本でも、あまり時間の掛からない趣味にしようと勧めてしまっている書籍をよく見かける状態です。
===苦手教科について===
 
以降、高校受験に話題を戻す。
方針
:*高校入試という以上、1年生の範囲だけで勉強終了するわけにはいかない
:*教科書だけでは解説が不十分なので、何らかの補助教材が必要
 
あと、学校にキチンと出席しよう。(ただし病欠とかは例外) 面接での印象の問題である。
苦手教科の学習といっても、どうしても苦手の中の得意分野を多く勉強してしまう傾向はあるようですね。また中学の学習構造には明らかに、1年→2年→3年の順位構造があるので、より前者が重点的に学習され、3年生の内容までたどり着けないことも多いようです。
 
すでに1年生・2年生で多く欠席してしまった場合、せめて3年からはキチンと出席しよう。
教科書は明らかに重要な書籍ですが、やはり解説としては弱く不十分でしょう。やはり市販の参考書、解説書、講座類は明らかに有用だと思います。
 
== 学習の基本的姿勢 ==
===得意教科について===
苦手を克服することは大切な事である。またそれは高校に入ってから生きてくるだろう。しかし入試で大切なのは点数を取ることである。例えば、英語が苦手で30点、数学が得意で100点を取れている人と、英語、数学どちらも60点の人ならば、前者の方が2教科の合計得点が10点高いのである。(ただあまりにも苦手な科目があると高校に受かっても進級に関わってくるので注意)
 
苦手科目は重点的に勉強する必要がある。しかし、得意科目もないがしろにしてはいけない。このバランスが、高校入試の学習の最重要ポイントの1つである。
方針
:*できれば期間内に学習範囲をすべて網羅したい
:*基礎が固まった手ごたえがあったら、応用・発展問題も学習してみよう
 
=== 苦手教科の勉強 ===
得意教科といっても、世の中の物事はその気になればどこまでも難しく煩雑にできるし、試験問題によっては、あれっ?俺これ得意科目だったはずなのに、全く問題が何言ってるかわからん(^^;;;)、なんてことも結構起こり得ます。
'''原則'''
:* 1年の範囲ばかりを勉強するな。
:* 教科書レベルの範囲ばかり勉強するな。
 
苦手科目を勉強しようとする場合、間違ったパターンとして、得意分野ばかりを勉強しがちな場合が多いです。
ですから割と普段、テストや試験にすらすら解答できる人も、思わぬところでつまずいてしまうこともありますよ。
 
また、3年生になっても、いまだに1年・2年の教科書レベルの基礎的な範囲ばかりを勉強しがち、です。本人は基礎固めをしているつもり、というわけです。
ですからよく言われる、テスト解答技法として、完璧を目指して上から順番に律義に一つずつじっくり回答、つぶしていく方法をいったん捨てて、割といい加減に、粗雑に、わかる解答できる問題から解いていく、というテスト解答法があります。
 
しかし、普通に学校や参考書で勉強していれば、3年になれば、1年・2年の教科書レベルの範囲は、ほぼ終わっているはずです。これ以上、同じ範囲ばかりを勉強しても、学力は、あまり伸びません。それでも受験対策として1年・2年の範囲を復習したいなら、せめて参考書などで、私立高校受験・難関校受験の出題レベルの1年・2年の単元の範囲を勉強しましょう。
テストのかなり最初の方で、非常に難しい問題が配置された場合、律儀に上から順番に説いていくとこの難問で行き詰まり、全体として非常に悪い結果になることがありますから、この、気まぐれな態度の解答法は、この場合結構うまくいくことが多いですよ。
 
けっして「基礎が大事。」というのを勘違いして、1年の教科書レベルの基礎ばかりを勉強しないように注意してください。
==私立公立の難関校受験について==
別に難関校だけではないのですが、高校入試の為の受験勉強の一般的方針として、試験として出題される教科範囲は、全てに渡って納得のいく学習をするのが望ましいですね。つまり特定の分野や課題に偏って、その部分だけ学習するのはよくない、という、格率があります。
 
なので、できれば最初から参考書を中心にして勉強したほうが良いです。
===中学範囲外の出題について===
私立高校や難関校では、高校1年の範囲から出題される場合もある。しかしこれは、意図的というよりは、出題者側が出題範囲に関して、シビアな配慮意識を持っていないので、図らずもそうなってしまった、という場合が多いのではないだろうか。
 
前の節で述べた勉強法の原則は、まちがって得意分野ばかりを勉強しないようにするための対策として、なるべく全範囲をワークブックなどで網羅的に勉強しろ、などと言ってるわけです。
そこでそのための対策として、高校生用の参考書を購入して勉強するというのはやややりすぎの感がある。むしろ難関校を受験するというのなら、難関校受験向けの参考書を手に入れて学習するのが良いだろう。
 
=== 得意教科の勉強 ===
これは一般向けの参考書より、やや高度な内容が書かれているだろうし、受験対策として目的化されている本でもあるので、前述した中学校を超える出題範囲にもある程度対応できるはずだ。
'''原則'''
:* 幅広く学習し、穴を作らないこと。
:* 苦手科目の存在を忘れないこと。
:* 応用・発展問題を中心に学習すること。
 
中学3年生の受験勉強の失敗例には、得意教科の勉強があんまり楽しいもんだから苦手科目に手がつかないというケースが多く見られる。本項で言うことではないかもしれないが、決して苦手科目の存在を忘れてはならない。それは現実逃避に相違ない!
===英語科目について===
これは前編集を継承して書きますが、英語の場合は例外的に、単語、熟語に関して、高校参考書を参照するのは有効なようです。試験問題も、私立難関校の場合、高1程度の単語、熟語は使用されているようです。
 
また得意教科だからといって慢心してはならない。言うまでもないが、入試にはいくらでも発展的な問題が出る。
高校基礎、あるいは高校標準の単語集・熟語集の使用は有効、あるいは前項と同様、難関校向けの単語・熟語集でも有為な学習ができるでしょう。
 
例えば数学を得意としていた受験生が、数学の試験の途中で解けない問題にぶちあたり、高得点を望めなくなったため泣きだしてしまった、という話がある。得意教科と言う拠り所を失うことは、そのまま不合格に繋がるのである。
==中学範囲を超える高校の学習内容について==
難関校受験をしようとする生徒さんや、あるいは勉強がわりと得意な人、あるいはすべての教科ではなくても特定の教科について理解や学習が速くて中学の学習範囲について物足りなく思っている人、は、高校の内容を学習してみることもあると思います。
 
例に挙げた受験生のような事にならないように、まずは難しめの問題集などをやってみること。もちろん高いレヴェルの問題に対応することが目的だが、”問題が解けない” ”一切分からない”感覚を味わい、慣れることも重要。定期テストや課題テストといった甘い世界に身を置いていた中学生の中には”この教科で俺に解けない問題はない”というプライドを持つ者がいる。これは捨て去らなければならない。入試において、分からない問題を飛ばすのは重要な戦略なのだ。
基本的には多少高校の内容に触れるのはよいでしょうが、一般的に、そして前編集でも指摘されていましたが、あまり高校の学習内容に深入りして、時間や精神力を費やすのは非推奨です。
 
== 私立や難関の高校を目指す場合 ==
まず、一般的に言って、中学生は、中学校の学習内容をよく理解して身に着けるのが優先ですし、そして事実上、全教科にわたって中学生のうちに、それを成すのはそう簡単なことではありません。
* 難関の高校を目指す場合、けっして勉強してない範囲を残すな。参考書・問題集で、しらみつぶし的に、中学の5教科の "全範囲" を勉強しろ。
 
この勉強法で必要なのは "実行力" である。けっして、才能ではなく、感性でもなく、天性の知性でもなく、じっさいに手を動かして、しらみつぶしに一通りの勉強をするという実行力である。
得意分野の学習は楽しいことですが、やはり苦手な分野、教科の学習も必要でしょう。
 
けっして得意分野だけに偏って(かたよって)、苦手分野を勉強しないなんて事はあってはならない。
そして学問というのは結局、それぞれの人の専門分野はあるにしても、総合的なものです。特定の分野の知識に不適切に偏っている場合は、その専門分野でさえ、正しい妥当な発想に至らないと思います。
 
もし得意分野しか勉強しないなら、得意分野の勉強時間を減らしてでも苦手分野の勉強をすることが大事だ。
おそらく高校以降でこの傾向が顕著になるでしょうが、理科の勉強でも数学の知識が必要になったり、複数の教科の知識が関連してきます。高校の社会科の日本史でも、国語の古文で習うような歴史知識は関連がありますし、知っていることは明らかに望ましいでしょう。
 
ですから中学校にいる間は、中学校の学習、全教科バランスよく力を入れるのが望ましい。例えばすごく勉強が良くできる子で、中学生用の難関高校受験用の参考書を5教科読み終えて、それでも物足りなく感じるなら、次は別の出版社が出してる難関「高校受験」用の参考書を読み込んで、読み比べるのがいいですね。
 
そして、苦手分野の学習によって自分の無知に気づかされても、その現実から目を背けるな。
==中学校教師の進路指導について==
そして、単に自身の無知を自覚するだけでなく、実際に手を動かして学習して、苦手分野を埋めろ。
さて、前編集では中学校教師、特に公立中学校の教師は、進路指導の時深い本音は語れないという指摘がなされていました。
 
恐らくそうでしょうね、公務員という立場上、ポジティブな意味でも、ネガティブな意味でも、本音を隠した、本質的ではない建前を語ることも多いでしょう。
 
しかし結局、人間の発言は、発話者の性質、人間性そのものです。公務員に限らず、大人に限らず、我々はその時々の社会的状況に制限されて生きていますし、完全に自由に奔放に思っていることをそのままの形で語ることはできない。
 
=== 中学範囲外の出題について ===
ですから公務員だろうが、中学校教師だろうがその人が語ることはその人の人間性そのものです。本音だろうが建て前だろうが、全部その人が語っています。
私立高校などでは、高校1年の範囲から出題される場合もある。書店の参考書コーナーで、難関高むけの参考書が市販されているので、それらの参考書を買って利用すると良いだろう。
 
高校生用の参考書は、科目が細かく分かれているので、中学生には使いづらい。なので、高校用の参考書を買うよりも、まずは中学生用の難関むけの参考書を買ったほうが良い。
ここで少し話題を脱線させますが、10年ぐらい前でしたか、この国に[[w:日本橋ヨヲコ]]という漫画家がいて、まあ今も活動しているでしょうが、彼女の描いた漫画にこのようなものがありました。
 
たとえアナタが学習塾などに通っている中学生の場合で、高校の範囲を習える環境にいる人であっても、難関高むけの参考書を買っておくと、自習もしやすく便利だろう。
実は詳しくは詳細に原典に当たっていないので、かなり大雑把な記述ですが、ある少年がいて、彼は基本的に孤独で、友達がいなく、基本的には所属する場で常にハブられていたようですが、彼に相談に乗ってくれる先輩のような人物が現れるわけですね。そしてある日彼が自分の立場や主張を、まあある程度彼自身に都合のいい、ある意味少し偏向したような主張を涙ながらにその先輩に語ると、先輩がこう言うわけです。
 
難関高校むけの参考書は、やや厚めだが、読んでみると意外と難しくなく、読み進めることが出来る。平均以上の学力(平均レベルの学力も含む)の中学生なら、難関高校むけの参考書を買っておいて損は無い。
「そうか、お前がそう言うのならそうなのだろう。…おまえ自身の中ではな。」
 
=== 英語科目について ===
…で、ですね、このセリフを、[[w:ひだまりスケッチ]]という漫画の可愛いキャラクターに言わせた画像、インターネットミームが一時ネット上でものすごく話題になって受けて、お祭りのようになったことがありました。
英語の場合、高校1年ていどの単語を要する問題とかが出る場合もあるので、高校基礎レベルの単語集・熟語集などを買っておいて練習しておこう。(せいぜい高校基礎レベル、かなり英語が得意な中学生でも高校標準レベルまでで充分だろう。大学受験レベルは、高校受験生には時間的に無理。)
 
難関高校むけの単語集・熟語集などが書店で売っていれば良いが、もし地元の書店に売ってなかった場合、高校用の単語集・熟語集などで代用することになる。
で、ですね、現編集者自身の感想としては、「相変わらずだなーお前ら、ほんとうんざり(--#)」ぐらいなんですが、まあ要するにこれがこの社会の多数派の、そして性格のあまり宜しくない基本的には意地悪な人間たちの本音なわけです。
 
== たとえ難関受験をする場合でも、高校の学習範囲には深入りしないべき ==
そしてこの事件はこの作者自身も、まんざらではなかったようで、今のこの文章が書かれた時点のウィキペには、「誰しも悪役を演じなければいけない時がある」なんていうこの作者の言葉が掲載されています。
難関受験をすると、高校1年の範囲を学ぶ必要もあるので、得意教科などの高校の範囲に深入りしたくなる。しかし、けっして "深入り" してはいけない。
なぜなら、深入りしてしまうと、他教科を勉強する時間が減るからである。また、理解のために時間を取られてしまい、問題練習とかの時間も足りなくなるだろう。
 
だから中学生の段階では、得意分野を伸ばす勉強よりも、まずは苦手分野を埋める勉強のほうが重要である。
そこで、現編集者の意見としては、我々が悪を成すときは、我々の心の中の、我々の中にある悪が単に放出、発散されただけで、本当はいい人なのに、世のため人のために涙を呑んで悪役を演じてるなんて主張するのは、完全に自己満足だし自己欺瞞だと思いますね。
 
なぜなら高校に入ると、たとえば理科の勉強でも数学の知識が必要になったりとか、複数の教科の知識が必要になる。
ですから個人的には、理屈を駆使して自分たちが正しい人間だと主張しているけど、結局は集団の暴力に追従して特定の集団の利益だけを求めている人間の語ることは、本音だろうが建て前だろうがどちらにしろ中身のない薄っぺらなものだろう、と考えます。
高校の社会科の日本史でも、国語の古文で習うような歴史知識は、当然、日本史でも知っていても当然となる。
 
なので、中学で習う程度の5教科は、どのみち、大学受験までには、バランスよく完璧に身につけておかないと大学受験に対応しづらい。
そこで中学校の進路指導の話に戻りますが、何を語ろうと、その担任教師の人間性でしょう。本音だろうが建て前だろうが大した問題じゃあないですよ。その担任教師と進路について話して、ああそういう事か、自分なりに納得して、自分は先に、前に歩き続ければそれでいいのではないでしょうか。
 
中学生の段階で高校の範囲を予習するのが難しいことは、私は知ってます。しかし、たとえ中学生がそういう努力をしたところで、高校に入ってしまえば、世間から見れば、「得意分野しか勉強しようとしない努力不足の連中」と一緒にされてしまうので、とても損です。
 
 
なので、高校生用の参考書は、原則として、高校受験生である受験生は読みこまないほうが良い。辞書やハンドブックなどの代わりとして高校用の参考書を代用するぐらいなら構わないが、原則として中学生の普段の勉強は、中学生用の参考書を読み、中学生用のワークブックをこなし、中学生用の問題集などを解く事である。
 
中学生用の難関高校受験用の参考書を5教科読み終えても、それでも物足りなく感じるなら、だったら次に読むこむべき参考書は、別の出版社が出してる難関「高校受験」用の参考書を読み込んで、読み比べればよい。
 
 
== 公立中学での教師の進路指導での建前について ==
:※ 学習方法とは少し違うが、関連事項なので、ここで説明。
 
公立中学の教員は、法律的な立場がおおむね地方公務員のようなものですので(厳密な法律では少々違いますが)、公立中学としての立場上、進路指導などでも明言できない事があります。
 
たとえば「あの高校は、生徒のガラが悪い・・・」とか「あの高校は、進学実績があまり良くない・・・」とか、「過去にあの高校で、ああいう不祥事があった・・・」とか、そういう事です。
 
義務教育としての立場上もあり、公然とは生徒全員には言えない事が、公立中学には、あるのです。
 
もちろん、成績優秀な生徒などには婉曲的には三社面談などでそれとなく伝える可能性もありますが、しかし、もし中学生であるアナタの中学での成績の悪い場合などは、そういう婉曲的な言い回しすら教師からは伝えられない場合すら、ありえます。
 
「公立の教師だから本音は言えない」という事自体すら、公立中高の教師は言えないという事実を、生徒側であるアナタは念のために把握しておきましょう。
 
== 脚注・参考文献 ==