「中学校理科 第1分野」の版間の差分

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→‎身の回りの物質: 色々と加筆。水上置換法やなどの気体補集や、蒸留と分留の違いなど。
→‎熱と温度: 発展的な記述として、熱の説明で、ボイルの法則を追加。
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;発展 ボイルの法則
[[File:Legge di Boyle dati originali.jpg|thumb|400px|ボイルの法則<br>縦軸が圧力。横軸が体積。値はロバート・ボイル本人のオリジナルデータ。]]
ボイルという人物が、容器内の気体の温度を変えずに、一定温度での気体の圧力と気体の体積との関係を調べたところ、法則性を発見した。
 
外部から、ピストンを押しこむなどして、気体の体積を半分にすると、気体の圧力が'''2倍'''になる。
(ピストン内の気体の圧力を測るには、たとえばピストンの可動部に外側から重りを載せるなり、あるいはバネばかりを利用するなりと、ともかく工夫すれば可能である。)
 
同様に、気体の体積を<math>\frac{1}{3}</math>'''倍'''にすると、圧力が'''3倍'''になる。同様に、気体の体積を<math>\frac{1}{4}</math>'''倍'''にすると、圧力が'''4倍'''になる。
以下、気体体積の<math>\frac{1}{5}</math>'''倍'''や<math>\frac{1}{6}</math>'''倍'''でも同様である。べつに気体体積は整数倍でなくても、たとえば
:<math>\frac{1}{3.942}</math>'''倍'''とか、どんな数字でも、同様の法則が成り立つ。
 
これ等をまとめると、気体の圧力p[Pa]と体積V[m<sup>3</sup>]との関係には、以下の関係式がある。
 
:'''pV=K'''
 
(Kは定数)
 
 
この関係式を、'''ボイルの法則'''(ボイルのほうそく)という。
 
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== 酸性とアルカリ性 ==
=== 酸と酸性 ===