「学習方法/高校日本史」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
検証中の内容を削除
== センター日本史は暗記問題 == 「理屈と膏薬は、なんにでも着く」と言うコトワザがあるように
1 行
== センター日本史は暗記問題 ==
センター試験では、年代順を問う問題や、正誤判定を行う問題が、出題されやすい。年代はおおむね20年〜50年単位の近い時代のできごとが、3つか4つか選択肢に並んでおり、その出来事について、その順序を4択問題などで問う。このため年号を、結局、覚えなければならない(ただし、10年単位で良い)。高校教師などのいう「センター試験は良問」というのは、こと日本史に限れば、ウソである。
 
よく、「私大の入試は悪問! センターの入試は良問!」などとホザく人がネット掲示板などに表れるが、ウソなので、鵜呑みにしないように注意。「センター日本史は悪問! 難関大学の日本史のマニアックな出題は、更なる悪問!」というのが真相だろう。
 
正誤判定も同様に、やたらと細かいことを問われる場合もある。過去問などで、入試に問われやすいことを重点的に、勉強しよう。すべてを覚えるのは時間的に無理なので(すべて覚えようとすれば、数十年は掛かるだろう。一生、無理かも。)、過去問を活用しよう。
 
「理屈と膏薬は、なんにでも着く」と言うコトワザがあるように、どんなセンター日本史の難問でも、参考書などで「このように理屈を考えれば、暗記しなくても分かる!」みたいな解説が付けられてしまう。しかし、実際には、いろいろと覚えないと解けないので、鵜呑みにしないように。
 
== 一般的な説明 ==
日本史の科目には、数学などの他の教科とはちがい、日本史にはつぎのような特徴がある。
#日本史の学習では、各語句についてまとめるのが、一つの有用な方法となる。<br>人物・事件・事物などでは、関連する固有名詞の数が多い。数学・物理と比べると、高度な論理的理解の必要性は、日本史では、それほど重視されない。少なくとも学校教科書の内容理解や、受験問題の解答のレベルでは、あまり要求されない。日本史の理解を進めるものの一つは、各固有名詞に、言葉として見慣れる、それらの内容を知る、ことなどである。覚えるべき語句を言葉として見慣れることは、その内容を理解する上で、それだけでも十分に意義のあることである。各固有名詞の内容を知り、それらの日本史上での存在時代を知ることで、日本史の全体的な流れを思いうかべやすくなる。したがって、日本史学習では、各語句についてまとめるのが、一つの有用な方法となる。
 
# 日本史の学習では、各語句についてまとめるのが、一つの有用な方法となる。<br>人物・事件・事物などでは、関連する固有名詞の数が多い。数学・物理と比べると、高度な論理的理解の必要性は、日本史では、それほど重視されない。少なくとも学校教科書の内容理解や、受験問題の解答のレベルでは、あまり要求されない。日本史の理解を進めるものの一つは、各固有名詞に、言葉として見慣れる、それらの内容を知る、ことなどである。覚えるべき語句を言葉として見慣れることは、その内容を理解する上で、それだけでも十分に意義のあることである。各固有名詞の内容を知り、それらの日本史上での存在時代を知ることで、日本史の全体的な流れを思いうかべやすくなる。したがって、日本史学習では、各語句についてまとめるのが、一つの有用な方法となる。
#数学には、個別の問題を考える上で有用な公式というものがある。日本史科目には、計算式がない。ただ、個々の日本史上の事柄について、まとめて考えることを可能にする判断基準は、ある程度まとめうる。それを見出してくことが、日本史学習法の一つとして挙げられる。
 
# 数学には、個別の問題を考える上で有用な公式というものがある。日本史科目には、計算式がない。ただ、個々の日本史上の事柄について、まとめて考えることを可能にする判断基準は、ある程度まとめうる。それを見出してくことが、日本史学習法の一つとして挙げられる。
 
==語句のまとめ==
22 ⟶ 33行目:
 
#他の出版社の教科書の使用
 より詳細に勉強するには、同じ教科書の索引でしらべるだけでなく、他の出版社の教科書の索引も使う。たとえば、山川出版の『詳説日本史』を学校で使っているなら、三省堂の『新日本史』も買う。そして『新日本史』の索引でもしらべる。他の出版社の教科書の購入方法については、 [[小学校・中学校・高等学校の学習/検定教科書の購入方法|検定教科書の購入方法]] または [[学習全般]] を参照。