「大学生活ガイド/理系」の版間の差分

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文科系の学生に、ドイツ語やフランス語を流暢に話す技能の習得は、まかえておきましょう。ドイツ文学科・フランス文学科とか、外国語学部とかの学生に、まかせておきましょう。
 
=== 就職活動でも第二外国語が評価されない ===
また、就職活動でも、ドイツ語など第二外国語の学力は、まともに評価されません。
 
就職活動のとき、企業によっては、TOEICなどの'''英語'''の検定試験の成績は参考にされる可能性がありますが、しかしドイツ語など第二外国語を参考にしていません。
 
企業は、少なくとも理系学生の就職志望者に対しては、ドイツ語など第二外国語の語学を期待していません。
ドイツ語検定などの資格を持ってれば別ですが、理系学部では忙しいので、資格試験の受験勉強のための時間が足りません。
なので、もし資格試験の受験勉強をしてると、大学の単位を落とす可能性が増えます。
 
また、もし企業が、せっかくそういうドイツ語の学力を評価して採用してあげたところで、就職後にドイツ語を使う機会なんて、現代の技術者には、まず、ありません。海外のたいていの科学書・技術書や製品マニュアルや国際論文などは、英語で書かれています。
 
なので、せっかく企業が理系学生のドイツ語の学力を評価しても、企業にとっては無駄なのです。ドイツ語ですら、こうなんですから、フランス語やロシア語などは、もっと非実用的なのです。
 
そして、もしどうしても実務などでドイツ語の文献の読解が必要なら、辞書を読んで調べて翻訳すればいいだけです。
 
== 日本の世間の権威主義・経歴主義 ==
営業あがりの社長が、あまり現場を知らないのと同様に、研究者も、あまり現場を知りません。
 
馬鹿正直に「製造現場の知識も必要」タテマエを聞き入れると、そのまま工員として、低賃金で利用されてしまいます。
 
 
また、たとえ日本の企業のオカシな採用方法に愛想をつかして外国企業や外国の大学に進む場合でも、大学院の経歴はあったほうが有利です。世界的に、大学学部卒よりも大学院卒のほうが就職などが有利です。
 
ただし、日本では、博士課程まで進むと、年齢の高さにより、一部の大企業をのぞいて就職先が見つかりづらくなる、ってしまう傾向があります。なので、とりあえずは修士課程までは、理系なら進学したほうが有利です。
 
==== 就職後は、大学院には進学させてもらえないのが一般 ====
企業は、とても近視眼的なのです。企業の多くは、けっして「化学業界でもコンピューター・サイエンスを!」とか、そこまで想定していません。たとえ面接でアピールしようにも、面接の前の段階で書類審査で落とされる可能性もあります。
 
とくに志望業種が人気職種の場合、あえて志望業種外の研究テマ選びをすると、大学が名門大学でないかぎり、むしろ志望業界と違う研究テーマを選ぶことは、その業界への志望の意欲が低いとみなされかねません。つまり、直接的に志望業種そのものの研究テーマ選びをした他の学生よりも不利になり、書類審査で落ちる可能性が高まります。
 
あなたの学歴が、一流ブランドの名門大学なら、あえて専門外の研究テーマを選んでも、企業側が「そういう発想もあるよね」とか合わせてくれるかもしれません。ですが、平均的なブランドの大学の場合、企業は、もっと単純に学生の研究室と志望業種を結び付けた発想をします。
けっして「半導体製造装置を作るのにも、どこかの加工段階で機械加工が必要だから、機械工学を研究しよう。」とか、「半導体製造装置では、反応ガスの制御も重要だから、流体力学や流体機械を研究しよう。」とか、思わないほうが良いのです。
 
電機メーカーの多くは、そこまで就活学生に対応できません。たとえ電機メーカーの採用担当が、そういう機械加工やらガス制御の実務を知ってても、しかし、そういう発想を学生が書類審査や面接などの段階は学生がそういう発想を自己アピールするのが困難です。
 
企業は近視眼的かもしれませんが、人材教育にも費やせる金銭や時間が限られてるし、あまり専門外の研究の応用まで想定している余裕は企業に無いのです。
 
 
* 実験系の研究は、研究成果や教育効果が出やすい。実験系はアピールしやすい。
実験系の研究なら、基本的には、まじめにコツコツ実験結果を確認して検証していけば、成果は出ます。たとえ満足な成果が出なくても、すくなくとも実験装置を扱う技能は上達します。
 
就活では、研究テーマを分かり易く説明する能力も求められます。なぜなら、就職後に社外営業活動などで取引先に商品説明などをする場合だってありうるし、よって説明能力が求められるのです。
 
* 実験系の研究は、活でアピールしやすい。
実験系の研究は、就職活動での企業へのアピールが楽です。
基本的に、実験結果は目に見えたり、物を動かしたりするわけですから、なので説明がラクです。
企業の人間も、その企業の製品を買う消費者も、テレビの視聴者と同じく、一般大衆ですので、実験系の研究のほうが理解されやすいです。
 
* 理論系の研究テーマの学生が、どうしても理論を評価してもらいたい場合
理論系の研究テーマの学生が、どうしても理論を評価してもらいたい場合、大学院に進学するなどして'''肩書き'''を獲得するのが手っ取りばやいです。テレビでも、理論系の学者を紹介するときは、その学者の肩書きと、趣味とか、そういう話題ばかりを紹介します。
 
つまり、志望者の学生が、もし偏差値の低い大学にいる場合、そもそも企業側の採用担当の視点では、さいしょっから理論家志望としては見てもらえませんし、せっかく理論の話をしてもまったく聞くつもりはないのです。学生側の対策として、大学院に進学するか、ほかの偏差値の高い学部に編入学しないと、相手企業からは理論家として見てもらえません。
 
だいたい、もし志望者の研究の理論について、採用担当が本気で聞くつもりがあるなら、そもそも4年生の夏ごろまでに大手企業の採用を決めるような就活なんて、しないはずです。なぜなら4年生の夏ごろの段階では、まだ研究がほとんど進んでいないんですから。でも、現状は、ちがいます。つまり、はなっから理論を聞くつもりは無いのです。大企業の採用方法は、はなっから、学歴だけで、大半の採用を選ぶつもりです。
 
* 実験系では、高価な装置を用いる研究のほうが就職に有利
大学の実験装置の値段は、一個人の収入では買えないような高価な設備が多いのです。中小の企業でも、なかなか、実験設備は買えません。
 
 
 
* 企業は体育会系が好き、なので実験系のほうがアピールしやすい。
企業の多くの人材の好みは、知識のある人間よりも行動力のある人間を好みます。なので、実験系の研究のほうが、行動に移しやすいので、企業から好まれるのです。また、協調性のある人間が企業は好きです。やはり実験系の研究のほうが協調性をアピールしやすいのです。
 
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